現地2月27日未明に起きたチリ地震の続報です。
下記ご確認ください。
◆現在の死傷者数:死者723人 不明者19人 避難者約200万人(現地3月1日正午段階)
◆各地の状況
・サンティアゴ/Santiago
地震により空港施設が大きな被害を受け閉鎖しておりましたが、
徐々に正常化しつつあります。
現地3月3日(水)から、限られた国内・国際路線だけが運行。( 通常業務の約15%)
現地3月5日(金)から、全路線通常スケジュールで運行再開。
市内ホテルの大きな被害は報告されておりません。
市内を走る路線バス・メトロは通常道り業務を行っております。
幾つかの教会ではヒビが入ったという報告があり、チリ文化遺産に指定されている
Iglesia Divina教会(プロビデンシア地区)では破損が確認されました。
・コンセプション/Concepcion
引き続き、夜間外出禁止令(21:00〜06:00)発令中
(タルカ、カウケネス、リナレスも同様)
物資、とくに食料品や飲料、医薬品が不足している状態。
◆余震
大地震より60時間以上が経過し、これまでチリ国内ではマグニチュード5以上の
地震が約121回観測されている。
現地では緊迫した空気が続いている状態です。
引き続き新情報入り次第ご連絡させて頂きます。
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[Sent: Monday, March 01, 2010]
現地2月27日未明に起きたチリ地震の現状です。
下記ご確認ください。
◆現在の死者数:708人(現地2月28日17時段階) 被害者:約200万人
Maule州541人 (治安維持の為、現地2月28日より夜間外出令が発令されております。)
Biobio州:64人
O'higgins州:46人
Metropolitana州:36人(首都サンチャゴを含む州)
Valparaiso州:16人
Araucania州:5人
◆空路
サンティアゴ空港:
地震により空港施設は大きく被害を受けましたが、
最低移動手段確保の為、到着便のみの利用が再開されます。
第1便は現地28日14時にLIMから到着し、引き続き国際線4便が同空港に降り立つ予定。
余震が続いている為、出発便については再開見通しは未だ立っていない。
尚、空港利用不可な為、一時的に北方から入るフライトに関してはイキケ(Iquique)、
アルゼンチンから入る便に関してはラ・セラナ(La Serena)にて一旦上陸し、
入国手続きを行ってからサンチャゴ空港へ入る手段が予定されている。
到着後は政府が手配した専用バスで市内へ移動する。
◆地下鉄(サンチャゴ)
メトロ運営会社代表者の発表によると、地震により一時運休を中止していた路線を含め
現地3月1日より全線運行再開される。但し、本数は通常時より少なくなるとのこと。
◆イースター島
若干の津波は観測されましが政府より大きな被害は報告されていません。
◆近隣諸国での被害状況
ペルー:人的被害は報告されておりませんが、パラカスで波が内陸に150m押し寄せ、
民家60軒が被害を受けた。
引き続き新情報入り次第ご連絡させて頂きます。