ラティーノはペルー及び中南米各都市の現地手配を行う会社です!
下記、クスコ&マチュピチュ水害に関する情報は、弊社の顧客である
日本全国、約600社の旅行会社様宛てに配信しているニュースの全文掲載です。
現地3月30日、Peru Rail同様、マチュピチュ村駅まで運行する鉄道会社
インカレール(Inca Rail)より新しい発表があり、下記の通りお知らせ致します。
1.同社は4月1日より予定通りPiscacucho-Machu Picchu間を運行予定です。
2/3.PeruRail同様、同区間のの観光客無料輸送サービスは行わない事に決定した。
4.上記区間の輸送サービス撤回に伴い、既にチケットを購入したお客様には
出発24時間前までであれば取り消し料なしでキャンセル可能。
(適用期間:4月15日まで)
5.Ollantaytambo-Piscacuchoルートは混雑を避ける為、Mincetur(観光省)指示の元、
地元警察が交通整備を行う。
6.下記表の通り、Piscacuchoまでのルート一部区間に交通規制を行う。
7.Ollatantaytambo-Piscacuchoルート:19人乗り(Sprinter)以上のバスは通行不可。
所要時間:約50分。列車出発時間の30分前までに到着している必要がある。
8.Ollantaytambo-Piscacucho列車開通は7月1日予定。
また、同社によると1日の乗客数は:約300人(往復)。
1回の運行で:約100人を運ぶ予定です。
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[Sent:March 30 , 2010]
お待たせしました!
現地29日、Piscacucho駅-Machu Picchu村駅区間(約28Km)の運行再開の
準備が整い、4月1日からの観光再開が予定通り可能となりました。
これに伴い、Piscacucho駅では運行再開を待ち望んでいる住民達による
式典が行われ、交通通信省のコルネホ大臣も参加しました。
その他の新情報は下記ご確認ください。
◆Ollantaytambo - Piscacucho間の移動手段が変更
現地29日、Peru Railはクスコ運送業者組合と会談を行い、結果、
バスでの観光客輸送サービスを予定したペルーレイル・インカレールは
輸送サービスを取りやめるという結論が出されました。
これは鉄道会社のみでの観光客輸送を反対する運送業者組合側からの異議
申し立てがあり、話し合いの末この結果になりました。
今後上記区間はプライベート車両よる輸送が行われる関係で、混雑が予想されます。
時間に余裕をもって移動されることをお勧めいたします。
◆インカ・トレッキング
クスコ文化庁(INC)はトレッカー達による混雑を避ける為、参加者受付
資格を帰りの列車チケット購入者のみにすると発表。適用期間は4〜5月。
◆マチュピチュ遺跡
既報の通り現地4月1日に営業再開し、観光客約1500人/日が訪れる予定。
◆Ollantaytambo - Piscacucho再開予定
Peru Railによると現時点での上記区間の運行再開は7月1日を予定しています。
続報入り次第ご連絡させて頂きます。
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現地3月15日、Pisacacucho駅-Machu Picchu村駅間の運行スケジュールが
発表されました。下記ご確認ください。
◆ ペルーレイル社 スケジュール
【運行再開日:3月29日】
・STAGE :3月29日から4月30日まで
*予告なしに変更する可能性がございます。
Pisacacucho駅-Machu Picchu村駅間
一日往復5便を運行予定!
1.運行車両に関する詳細は只今確認中です。
2.陸路移動:Ollantaytambo-Piscacucho駅間 / ペルーレイルがシャトルバスを運行。
・STAGE ◆5月1日以降〜
一日往復11便を運行予定!
◆ インカレール社 スケジュール
【運行再開日:4月01日】
上記運行再開日より、一日往復3便を運行予定!
Ollantaytambo駅からPiscacucho駅まで、
シャトルバスを乗客の皆様に無料でご提供いたします。
(列車の出発に合わせて運行)
1.バスは、15人乗り(混載)を8台運行予定。
2.OllantaytamboとPiscacucho間はバスで約20分ほどだが、
列車への乗り換え時間や万が一のことを考慮して、
列車出発時間の75分前にバスが出発します。
※服装
Piscacuchoのバスターミナルから列車への乗り換えは、
約180メートルの砂利道を歩きます。
荷物を少なくし、歩きやすい靴・ジャケット(防水加工であればなお良い)などの
羽織るものをご用意することをお勧めいたします。
引き続き詳しい情報確認でき次第ご連絡させて頂きます。
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[Sent:March 08 , 2010]
現地3月4日、ペルーレイルからPisacacucho駅-Machu Picchu村駅間の
運行再開が発表されました。
下記ご確認ください。
◆運行再開日:3月29日(月)
現在修復作業を行うFerrocarril Transandino S.A (FTSA)の作業が順調に進んでおり、
上記区間での作業は残り約3Km(破損箇所:3箇所)に基づいて発表されました。
但し、再開日は今後も天候次第で遅れる可能性もあるとのことです。
引き続き列車スケジュールは未発表です。
同駅はインカトレッキングのスタート地点としても知られています。
※写真はPiscacucho駅
また、文化庁(INC)によるとインカトレッキング再開は4月1日と発表されました。
引き続き新情報確認でき次第ご連絡させて頂きます。
以上
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[Sent:March 05 , 2010]
現地3月2日、一時的に利用予定のPiscacucho駅までのルート状況を
現地スタッフが調査いたしました。
下記ご確認ください。
◆移動区間:Ollantaytambo(68Km地点) - Piscacucho(82Km地点)
・道路状況:Ollantaytamboを発って約6Kmが舗装済み道路(〜77Km地点までの道は良好)
その後、約9Kmが未舗装道路(田舎道。小さな車両だけが通行可能)
道幅は全体的に狭く30人以上の大型車両は厳しい。
・所要時間:約1時間
・道路状況画像は
こちら→
また、利用予定のPiscacucho駅周辺は車両スペースが少ない為、
Peru Rail及びInca Railが同地区近郊で駐車場を整備し、
駅までのシャトル形式の混載バスを手配予定。
(※駐車場~駅までは徒歩で10分)
尚、Peru RailよりPiscacucho-Machu Picchu間の列車スケジュールは
未だ発表されておりません。
引き続き新情報確認でき次第ご連絡させて頂きます。
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[Sent:February 24, 2010]
レール復旧作業の現状をお知らせ致します。
下記ご確認ください。
◆オジャンタイタンボ〜ピスカクチョ間
レールの修復作業を行う鉄道会社Ferrocarril Trasandino S.A.の報告によると
オジャンタイタンボ(68km地点)〜ピスカクチョ(82km地点)間の破損箇所は
レール修復が複雑な為、膨大な労力と時間が掛かり、
完成は5月頃になる可能性が高いとのこと。
◆ピスカクチョ〜マチュピチュ村間
ピスカクチョ〜マチュピチュ村間は当初の予定通り4月1日までに修復作業が
完成できるように急ピッチで進められていますが厳しい環境の中での作業の為、
遅れも考えられます。
いずれも3月の天候次第です。
この場合、ピスカクチョまでバス移動し、そこからマチュピチュ村まで列車移動します。
利用可能となる列車はマチュピチュに残った車両のみと限られる為、1日の運行本数は大幅に減ると予想されますが、現在もペルーレールからの正式な運行再開日・運行本数の
発表はございません。
引き続き新情報入り次第ご連絡させて頂きます。
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[Sent:February 17, 2010]
ペルー南部水害情報の続報です。
現地2月16日、マルティン・ペレス通称観光大臣(MINCETUR)より
マチュピチュ遺跡観光は4月1日より正常化される見通しが出てきたと
いう発表がありました。
同大臣によると、洪水を起こしたビルカノタ川の水位が正常通りに戻った
お陰で復旧作業も本格的に開始され、順調に進んでいる。
従って、このまま進めば上記予定日までには終了するはずとのことですが、
やはり全て天候次第となります。
復旧作業の現状↓↓
・Hidroelectrica(水力発電所) 〜 Machu Picchu村間:線路工事完了
列車の運行再開は来週22日ごろにできると思われます。
しかし、クスコから同発電所までの陸路移動は以前通行不能状態です。
道路の修復作業が終えて安全確保が確認されてから利用可能になります。
尚、このサンタテレサ〜イドロエレクトリカ間の修復作業の完成日は未定です。
・Ollantaytambo駅 〜 Machu Picchu村間:修復中
作業は順調に進んでおります。
この区間の修復が完成すれば、道路を利用して途中地点ピカスクチョまで移動し、
ここから列車利用でマチュピチュ村への移動が可能になります。
現在の報道では、修復完成されている箇所は82KM地点 84KM地点、109KM地点,110KM地点です。
これからの修復作業は107KM地点, 90KM地点に集中されます。
・Cusco 〜 Puno間:修復中 (2月22日に通行再開予定。)
引き続き新情報入り次第ご連絡させて頂きます。
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[Sent:February 09, 2010]
ペルー南部水害の続報です。
現地2月8日、ペルー文化庁(INC)、自然保護区管理事務局(Sernanp)により、
当面の間いかなる方法でもマチュピチュ遺跡入園が禁止と発表されました。
これまで代案ルート開通、観光再開に向けての新提案など色々と模索を行ってきました。
しかし、道路状況・安全確保などに問題があるとしてこれらの問題が完全に回復し、
整うまではいかなる方法でも同遺跡の入園及びインカ古道も封鎖する旨を決定しました。
また、昨日Latino Newsでご案内させて頂いていたヘリでの観光客輸送プランも安全性が問われ見送りになりました。
◆代案ルート現状情報
優先的に開通を予定さしていたルート,慮従をガイドが撮影してきました。
撮影をしに行った結果、思っていたより道の崩れが激しく、道幅が狭く危険である
とことは間違いないようです。
予定されていた同ルートは今回の発表により、未開通・未利用でピリオドが
打たれる形になりました。
引き続き新情報が入り次第ご連絡させて頂きます。
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[Sent:February 08, 2010]
ペルー南部水害の続報です。
◆クスコ⇔マチュピチュ村:ヘリでの観光客輸送サービス開始
現地6日(土)の地元紙によると計画されていたヘリでの観光客輸送サービスが
近日中に開始される旨を報じました。
同氏によるとクスコ州政府の財政担当、観光担当、マチュピチュ村長、
マチュピチュ村住民団体、文化庁、マチュピチュ観光局、クスコ観光協会、
観光運送業、ガイド協会などが同サービス利用の審議を先日行い、
この度可決に至ったと発表しております。
詳細は下記の通りです。
サービス委託会社
Heli Cusco S.A
ルート
・Cusco ⇔ Machu Picchu (飛行時間:約30分)
・Ollantaytambo ⇔ Machu Picchu
フライトスケジュール
・1日: 6〜8便
正確な出発時間等は確認中です。
その他、予約方法・安全面を現在確認中です。
◆クスコ周辺の道路状況
ルート:Pisac - Urubamba - Ollantaytambo
橋の修復作業: Pisac橋
現在は上記橋修復中の為、通行止め。 約1カ月で新しい橋ができる模様。
ルート:Cusco⇔Pisac
通行規制あり。周辺の土砂崩れの清掃作業を行っている。
ルート:Ollantaytambo→Alfamayo→Santa Tereza
通行規制あり。
土砂崩れで道が狭まっており、道を広くする作業が続けられています。
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[Sent:February 03, 2010]
現地2月2日、Peru運輸交通省(MTC)より新しい発表がありました。
通常利用する線路のダメージが大きすぎるため最も早くマチュピチュ遺跡まで
アクセスできるであろうルートとして、通常は地元の人々専用として使われている
マチュピチュからさらにその先の路線(Hidroelectrica)まで陸路で行き、
そこからクスコ方向へ戻る形でマチュピチュに至るという方法を考えました。
Peru運輸交通省(MTC)HPは
こちら→
ROUTE
移動時間:約6時間
開通予定:3週間
陸路:Cusco - Chinchero - Urubamba - Ollantaytambo - Abra Málaga -Alfamayo - Santa María - Santa Teresa - Hidroeléctrica Sta
列車移動:Hidroeléctrica Sta. -Aguas Calientes Sta.
Santa Teresaまで陸路、Hidroelectrica Staから鉄道移動となる迂回ルート。
但し、Sanata Teresaまでの陸路移動は道幅が狭い為、一般的な大型バスは
走行できません。
復旧作業を主導的に行うペルーレイルによると、同ルートの鉄道移動区間は
3週間以内に開通する見込み。
ROUTE
移動時間:約3時間
開通予定:8週間
陸路:Cusco -Ollantaytambo(68Km地点) - Piscacucho(82Km地点)
列車移動:Piscacucho(82Km地点) -Aguas Calientes Sta.
こちらは通常利用しているクスコ→マチュピチュ間のルートです。
今まではOllantaytamboからの列車移動でしたが、陸路移動が可能なPiscacuchoまで
行き、そこから列車に乗るルートです。
但し、こちらはすでに既報の通り開通予定はおよそ7−8週間と見られています。
只いづれの場合も今後の復旧作業の進行状況によります。
引き続き新関連情報入り次第ご連絡させていただきます。
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[Sent:February 02, 2010]
連日降り続いた雨による水害から約1週間が経ち、被害地域であるクスコ県
ウルバンバ地区・マチュピチュ村やプーノ県では雨量も減ってきており除々に
落ち着きを取り戻しております。
ペルー運輸・観光大臣Martin Perez氏は今後、観光客を取り戻す為に多様な
キャンペーンを積極的に取り込むと発表。
また、現地メディアによると一時的に入園禁止になっていたピサック遺跡や、
オジャンタイタンボ遺跡などが鉄道再開まで当面マチュピチュ遺跡の代役となる見込み。
◆CUSCO-PUNO間列車運休
現地日時(2/1)ペルーレイル社は、クスコ/プーノ区間を運航する列車
Andean Explorel号の運休を2月21日(予定)まですると発表。
同区間も同じく連日降り続いた豪雨による洪水、土砂災害で破損被害が発見され
安全対策の為この事態に至った。
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[Sent:February 01, 2010]
引き続きクスコ南部水害情報の続報です。
ペルー内務省災害対応本部 (Indeci)のまとめでは、現地30日時点で死者20人、
行方不明者5人、負傷者20人、避難者3万7千人余りと報告されました。
また、同日アラン大統領はクスコを訪れ被害の大きかったウルバンバ、
マチュピチュを視察。今後、政府の対応としては被害地域の復興作業と
マチュピチュ村への観光客輸送を一刻も早く再開できるよう
様々な方法で対応していきたいとコメント。
一時的にヘリでの観光客輸送プロジェクトも検討中とのこと。
◆鉄道
現時点でのペルーレイルからの新たな報告は入っておりません。
引き続き破損箇所の復旧作業を行い、随時運転が可能になった区間から
部分的に運行すると見込み。
◆ヘリ輸送
現地29日、政府は取り残されていた最後の観光客たち数百人全員を救出したと発表。
これにより、無事全ての観光客の救助が完了した。
随時、新情報入り次第報告させて頂きます。
◆主要な遺跡状況
現地今日、クスコ県文化局代表者Juan Julio氏によると、ピサック遺跡、
オジャンタイタンボ遺跡の入園は通常通り可能と発表。
その他、遺跡や遺跡までの道路被害状況をモニタリングし
メンテナンスを行うとコメント。
◆マチュピチュ遺跡
同遺跡排水路設備によりダメージは受けなかった。
マチュピチュ遺跡管理局長Fernando Astete氏は今月28日まで
遺跡やインカ道の浄化作業を行い、清掃などのメンテナンスに努めるとコメント。
◆オジャンタイタンボ
3日間の入園禁止が終わり、開園開始されたが道路の状況が悪く
遺跡入り口まで約10分歩く必要があります。
◆プーノも非常事態宣言
現地31日、プーノでは降り続ける大雨により住宅や農地に深刻な事態を
引き起こしている。
大雨の影響でラミス川が増水し、周辺の住宅地や農地を浸水させている。
県側のまとめによると、これまでに3千人が避難するに至った。
チチカカ湖観光、クスコからプーノへ抜ける鉄道・主要幹線道路には影響ありません。
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[Sent:January 29, 2010]
クスコ水害の続報です。
現地今日Hugo Gonzalesクスコ県知事の報告によると、これまでに1万4千任水害の
影響を受け、避難者は8万人に達すると発表。
また、県内での土砂崩れにより倒壊、半壊した住宅の数は4800棟にのぼる。
・ペルーレイル
川の水位が減り始め、徐々に被害状況の全容が明らかになってきました。
本日付けのFTSA(FERROCARRIL TRANSANDINO S.A. 政府鉄道調査団)の発表によると、
クスコ〜マチュピチュ間の線路で特に大きな破損箇所は計8箇所。
現在下記2区間での線路修復作業が行われています。
1.マチュピチュ村〜ピスカクチョ(82KM) ※修復完了予定:7週間後
*この区間が復旧すればマチュピチュまでの移動が可能となります。
2.ピスカクチョ(82KM)〜オリャンタイタンボ(64KM) ※修復完了予定:8週間後
※周辺地図は⇒こちら
尚、ペルーレイルによる正式な運転再開予定は未だ発表されていません。
・ヘリコプター救出状況
現地28日、Javier Velsquez首相はヘリによる93回のピストン輸送で
避難客約1402人を救出。
インカトレッキング参加客(約1300人程度)もマチュピチュ村へ随時到着しており、
全避難客の救助は残り2日間以内で終了させるとメディアに発表している。
村内では食糧不足が懸念され始めており、物価が高騰している。
水500ml=10ソル(約$3)、缶詰=25ソル($8)まで値上がりしている。
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[Sent:January 28, 2010]
ペルー南部水害状況の続報です。
現地昨日から特に大きな雨は報告されておらず、引き続きヘリでのピストン輸送が
行われました。
クスコ県全体では現時点で約1万人の避難、10人の死者が報告されている。
・ヘリコプター救出状況
現地今日、昼頃から行われたヘリコプター11機による病人、子供、女性、男性の
順番で合計595人が救出済み。
現地火曜日からのヘリ救出で約1,400人の救出が完了し、現在残されている約800人の
救出は翌早朝から再開する。
政府はこの救出を機能的に行なおうと力を尽くしているが、ヘリ輸送には上限があり
時間が掛かっている状態。
また、歩いてマチュピチュへ向かう「インカ道ハイク〜通常3泊4日のルート」の
参加客(約1300人程度)も順次マチュピチュに到着しており、
マチュピチュからの救出される数は今後増えます。
これにより、全観光客の救出にはまだ数日を要する見込み。
・ウルバンバ/聖なる谷
今回の記録的豪雨で最も被害が大きかったウルバンバ川の氾濫により、
市街や農地が水浸しになり、これまでに住宅500戸が全半壊した。
現在もウルバンバ川の水位は低まっておらず、状況の改善の見通しは
立っていない状態です。
県側は避難者への支援を行っているが、情報が行き届いておらず、
被害状況の把握に急いでいる。
ホテルに関してはSan Agustin Urubambaが、約1ヵ月半閉館を発表した。
現在も土砂災害により通行できない箇所がある。(下記参照)
運輸省(MTC)道路状況報告
・ピサック〜ウルバンバ〜オリャンタイタンボ間:1月24日から通行できない状態。
・ピサック橋(31Km)カリカント橋(91Km):橋が崩壊。
-ピサック橋:本日は川の水位が下がったので状況確認を開始したので、
現地明日より作業が開始される。現地29日の午後には回復する予定。
-カリカント橋(オリャンタイタンボ):緊急用の橋をリマで組み立て、
陸路でクスコに運んでいる。
今夜夜到着の予定で早くても金曜日に作業が終了し通行できる予定。
・ペルーレイル
4箇所(クスコからの78, 79, 82, 102礎賄)の土砂災害により
運休状態が続いている。
現在、鉄道復旧の見通しは立っていないですがMTC(運輸省)Cornejo大臣曰く、
道路と通じでいる82キロ地点まで優先的に復旧作業に取り掛かると発表。
・マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)主要ホテル状況
大きな被害を受けたホテルはないが、川沿いに立ち並ぶSmaq Hotel,Hatuchay Tower,Inka Terraは安全確保の為、従業員及び滞在客は村の高台に移動しています。
両ホテルは現在Close状態です。
・ペルー国内線
リマ→クスコへ向かう便は通常通り運航。
クスコ→リマへの便はヘリコプター救出を優先とした関係で多少のディレイが発生。
弊社手配該当ツアーに関しては個別に対応させて頂いております。
また、詳しい情報が入り次第随時ご連絡させていただきます。
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[Sent:January 27, 2010]
昨日26日に連絡させて頂きましたペルー南部水害状況の続報です。
*クスコ県全体の被害状況:1,273人行方不明、9、448が被害、
2人死亡、254軒が全壊。
*クスコ市内
市内の大きな被害は現在報告されておりません。
・ウルバンバ/聖なる谷
安全対策の為、オリャンタイタンボ遺跡の入場が現地28日までの3日間入場禁止となる。
また、郊外では現在も数百人が避難を余儀なくされ、多くの道路が寸断されたまま
の状態。
政府は7億ソルを投入して復旧作業に取り掛かり、今週現地金曜日までには土砂崩れで
封鎖されている幹線道路の通行をできるだけ可能にする予定とのこと。
・ウルバンバ/聖なる谷 主要ホテル状況
CASA ANDINA PRIVATE COLLECTION URUBAMBA
-ホテルは高台に位置するため被害は出ておりません。
電気、水道もホテル内は利用可能です。
POSADA DEL INCA YUCAY
ホテルに影響はないがが近辺の民家には被害が出ています。
水道は午前中は断水、午後は復旧。
ホテルへの連絡道は今日無理だが明日から通行可能とのこと。
SAN AGUSTIN RECOLETA
ホテルは高台だから被害はなし、設備は大丈夫。
電気、水道は大丈夫ですが、村の何か所かダメ。
SAN AGUSTIN URUBAMBA
水害による、ホテル利用不可に。
・マチュピチュ遺跡&インカ道
現地本日Hugo Gonzalesクスコ県知事は安全対策の為に、
マチュピチュ遺跡及びインカ道を現地28日までの3日間の閉鎖を発表。
インカ道の途中地点である、ウィニャイ・ワイナで土砂崩れに巻き込まれた
アルゼンチン人の観光客1名と、ペルー人の観光ガイド1名が死亡。
・アグアス・カリエンテス
現地26日現在足止めされていた観光客約2000人が、ペルー空軍のヘリにて
マチュピチュ村とオリャンタイタンボ間のピストン輸送を行っていますが
へリコプターの輸送キャパシティは15名と少なく、
観光客全員の救出には至っていません。
現時点では残り約1000名の観光客の救援活動を続けています。
マチュピチュ村との通信は維持されているものの、観光客全員がホテルに滞在することは
できず、一部はアルマス広場など外で一夜を過ごす。
(弊社手配のお客様は無事ホテルでの滞在が確認できております。)
また、現地では足止めされった多くの観光客の食糧などの物資が不足しつつある
との事。
・ペルーレイル
4ヵ所のレール破損の為に、復旧作業が引き続き続いております。
ペルーレイル側からの公式発表は特にありませんが、列車の運行再開は
最低でも3〜4日はかかる見込み。
*PUNO
プーノ県のフリアカ市街でも浸水被害が発生しています。
現地26日、フリアカ市内では市街のいくつかの通りが冠水する被害が起きる。
建設中の現場が浸水する被害も報告されたが、今のところ大きな人害は
報告されていない。
また、クスコープーノ間は通常通り通行可能です。
・ペルー国内線
大雨の被害が出ているクスコやアンダワイラス地区発着便が運休し
リマ国際空港は、多くの利用者が足止め状態です。
クスコとリマを結ぶ便は、全便欠航ではありませんが
現地26日の運航はわずか3便にとどまりました。
陸路交通が影響を受けており、空路利用の需要が高く、
空港ではいつ飛ぶかわからないフライトを待つ人であふれている。
※参考:YOU TUBE現地ニュースは
こちら→
弊社手配該当ツアーに関しては個別に対応させて頂いております。
また、詳しい情報が入り次第随時ご連絡させていただきます。
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[Sent: Tuesday, January 26, 2010 11:25 AM]
現地22日頃から、クスコを含むペルー南部で15年ぶりの記録的な雨が続いており、
各地で浸水・土砂崩れが相次いでいます。
これにより、現地24日ペルー政府は被災エリアに60日間の非常事態を発令しました。
(マチュピチュ遺跡や遺跡が多数立ち並ぶウルバンバ地区を含む。)
被災地区の道路・空路・鉄道も影響を受けました。
・陸路:クスコ-オリャンタイタンボ間の道路で土砂崩れや浸水が相次ぎ
通行できる状態ではありません。
また、クスコ-プーノを結ぶ幹線道路でも被害が報告されている。
・鉄道:ペルーレイルは現地24日午前のみ運行したが、線路の破損により
現地本日25日は運休。
新鉄道会社インカレールは3日間の運休を発表した。
両社とも復旧作業に取り掛かっているが時間が掛かるものと思われます。
・空路:国際線・国内線のキャンセル、遅延が相次ぎ乗り継ぎ客などにも
影響が続出。
空港側は利用乗客に対して、事前に情報を確認するように呼びかけています。
現在、マチュピチュ遺跡を訪れている観光客約2000人が足止め状態となり
軍の出動により、観光客の救援ヘリコプターでの輸送を始めました。
但し、人数に制限があるため、かなりの時間が模様です。
数日間は雨天が続き、このままの状況が続く可能性が高いとのことです。
マユピチュ観光を含むツアーは今後注意が必要ですので予め最新情報をご確認ください。