ベネズエラ/カラカス反政府デモについて*続報
- 2017.08.01
- ベネズエラ
ニコラス・マドゥロ政権はこの憲法改正により、野党の議会効力を弱め、国会の権限を奪う姿勢を表明しており、投票日となった30日、国内各地では激しい反政府デモが行なわれました。
決死のデモの結果、30日だけで10〜15人が死亡したと警察側は発表しており、4月以降のデモによる死者数は121人、逮捕者は2千人を超えました。
選挙管理委員会によると、全有権者の41%に相当する800万人が投票したと発表。
野党の選挙中止要請にも関わらず、マドゥロ政権は「勝利宣言」をし、与党が議席を独占する見通しです。
早ければ8月2日にも制憲議会を発足させ、国会を閉鎖する意向を示しております。
これに対し米国、欧州連合(EU)、中南米諸ヵ国は制憲議員選挙の結果を「受け入れない」と表明。
カラカスへの運行休止を発表した航空会社はここ3年で8社となり(Air Canada, Alitalia, Lufthansa,
Latam, Aeroméxico, Gol, Tiara Air y United Airlines, Avianca)、今後も経済制裁などが行われる見通しです。
※現在運航中の航空会社は次の通りです。:
Air France, Turkish Airlines, American Airlines, Delta, Iberia, TAP Portugal y Air Europa.
https://jp.reuters.com/article/venezuela-politics-idJPKBN1AG10W
http://www.elpais.com.uy/mundo/constituyente-maduro-nace-jornada-sangre.html
制憲議会議員選挙に抗議し、今後、野党デモが激化する可能性がございます。
在ベネズエラ日本国大使館からの注意喚起なども御確認ください。
【安全情報】2017年07月31日(No.62/2017)
野党連合MUD支持者等による抗議集会に関する注意喚起
http://www.ve.emb-japan.go.jp/files/000277030.pdf




































