チリのカルブコ火山が40年ぶりに噴火し、RED ALERT(非常事態宣言)が発令されました。
位置:チリ南部プエルトモンから30km、サンチアゴから1,030km、プンタアレナスから1,300km、カラファテから990km、
噴煙が風によって周辺の村まで広がり、半径20kmに避難勧告が発令され、4,150人が避難しました。
隣国のアルゼンチン・バリロチェでも噴煙による影響があり、外出を避けるように命じられ、学校の休学、フライトキャンセルなども発生しました。住民にはマスクを配布するなどの対策を行っております。
数週間前に噴火したビリャリカ火山よりも大きな噴火が2度発生し、現在噴煙の多くは周辺の湖に降っている為、住民に対する大きな被害は発表されておりません。
休学の地域:コチャモ、プエルトモン、プエルトオクタイ、プエルトバラス、フルティジャル、ジャンキウエ、ウアライアウエ
Cochamó, Puerto Montt, Puerto Octay, Puerto Varas, Frutillar, Llanquihue y Hualaiué
状況:
本日、チリ大統領バチエレが現地入りします。
負傷者:発表はございません。登山者1名が行方不明でしたが、無事発見されました。
チリ国務省担当者によると、燃料不足や水道不足などの影響はございません。
一時外出禁止令が発出された地域:Puerto Montt, Puerto Varas y Puerto Octay。現在は解除されました。
周辺のリオ・ブランコ川にある村が氷河の近くにあり、漂流によって川の氾濫の危険があります。
近くのエンセナダ村では火山灰が1メートル積もった場所もあり、小さな家では屋根が崩壊するなどの被害。
フライト:アルゼンチンのバリロチェでもキャンセルが発生しました。チリでは数多くのフライトがキャンセルされましたが、ラン航空のプエルトモン便を含め徐々に運行開始されております。
ラン航空がキャンセルされたフライトをリストアップしておりますが、リストによると24日以降は運行しております。
http://www.lan.com/es_cl/sitio_personas/prensa/noticias-y-comunicados-de-prensa/comunicados-de-prensa/lan-informa-sobre-vuelos-afectados-desde-y-hacia-puerto-montt-por-erupcion-del-volcan-calbuco.v3