上流域での大雨の影響で異常に増水しておりましたイグアスの滝の水量は、現地時間10日朝の時点で37,900立方メートル/秒と、昨日より若干落ち着きましたが依然として極めて大きいものとなっています。
その結果、引き続きアルゼンチン・ブラジル側ともにツアーに以下のような影響が出ています。
〇アルゼンチン側国立公園
・「悪魔の喉笛」見学:滝つぼに向かう遊歩道閉鎖中。トロッコ列車も運行停止。
・アッパーサーキットおよびアンダーサーキット:ともに立ち入り禁止
・ボートツアー「AVENTURA NAUTICA」およびジャングル&ボートツアー「GRAN AVENTURA」:ともに催行中止
昨日同様、アルゼンチン側国立公園はビジターセンターまでは入場できますが、そこから先に進むことはできません(滝観光は一切不可)。
〇ブラジル側国立公園
・遊歩道は一部のみ通行可。「悪魔の喉笛」を遠望する遊歩道は閉鎖中。エレベーターも稼動停止。
・ジャングル&ボートツアー「MACUCO SAFARI」催行中止
・レストラン「PORTO CANOAS」安全のため閉鎖中
・ヘリコプターツアー:稼働中のヘリコプターは全機大雨の災害救助に向かい、現在ツアーは1機のみで催行中。この1機に乗るのに長蛇の列ができています。
水量は徐々に下がっているように見受けられますが、明日以降どのようになるかは予断を許しません。
少なくともあと数日間は、上記のようなツアーへの影響が続くと見られておりますので、この数日中にイグアスの滝を訪問されるお客様はご注意ください。
また、アルゼンチン側の「悪魔の喉笛」に向かう遊歩道については、昨年6月増水の影響でコンクリート製の台座や金属製の手すり部分が大幅に破壊されたことを受け、水量が一定量を超えたら遊歩道閉鎖の上、手すりを折りたたんであらかじめ水の影響を少なくするよう改造工事がなされたばかりですが、今回の水量は国立公園側のいかなる予想をも上回っており、水位が下がった後、再び遊歩道が破壊されてしまっている可能性があります。
そのときには、再び数ヶ月にわたって悪魔の喉笛観光ができなくなる(できたとしても遠望のみ)といった事態も考えられます。
明日以降も速報が入り次第お知らせします。