アルゼンチン、ペルー / ゼネスト、デモによる影響
現地時間6月9日㈫、反政府系の大規模労働者組合による24時間のゼネストが予定されています。
これは、賃金の大幅引き上げと所得税課税対象最低額の引き上げ、年金支給額引き上げ、
社会保険の充実およびインフレ・治安対策等を求めたもので、ゼネストが決行された場合、全国規模で日常業務の大半が麻痺することは確実とみられております。
現時点では以下のような影響が予想されます。
・国内および近隣国行きのフライトの全面キャンセル、国際線フライトの大幅遅延*
・各交通機関の操業停止
・レストラン、商店の営業停止
今後業種別組合によるスト便乗があれば、影響はさらに拡大すると思われます。
また、交通機関やレストランの操業停止以外にも、各地の幹線道路でも道路封鎖が行われる予定の為、ストに参加しない企業や商店も営業を見合わせる可能性がございます。
■ペルー・プーノ
現地時間6月9日、10日の48時間、プーノ州サンロマン市の河川の清掃業者の選定に関して、不正が行われたことを疑う市民によるデモが行われます。
これを発端に、サンロマン市、フリアカ市及び近郊地域では、フリアカ市、河川清掃業者に対して適正な河川洗浄と病院建設を求めて市民によるデモ抗議が行われる予定です。
この期間は周辺の幹線道路が封鎖され、交通に支障が出る恐れがあります。
また、クスコ〜プーノ間を結ぶ豪華列車「アンデアン・エクスプローラー」も運行停止などの影響がある可能性がございます。
同日、アルゼンチンやプーノ州へ行かれる方は最新情報に十分ご注意ください。