先日コロンビア大使館商務部様からのご招待で、コロンビア視察に行ってまいりましたのでご報告させていただきます。
今回の視察とコロンビアのオペレーターをはじめとする旅行関係者が集うColombia Travel Mart 2025を通して、コロンビアの魅力を再発見することができました。
このレポートでは、コロンビアの魅力を発信していきます。
パート②では、首都のボゴタを起点として、車両で行くことのできるボゴタ市外の観光地についてご紹介していきます!
① シパキラ 塩の教会
シパキラの塩の教会(Catedral de Sal de Zipaquirá)は、地下の岩塩鉱山の採掘場跡に造られた壮大なカトリック教会です。ボゴタの北東およそ40~50kmに位置し、渋滞状況にもよりますが所要時間は車で1時間~1.5時間分前後で行くことができます。
本来真っ暗な洞窟の中でライトアップされている塩のモニュメントや塩の教会は幻想的です。
今もカトリックの礼拝に使われるほか、観光・音楽イベント・結婚式などにも利用されています。
現地ガイドによるとここ10年で洞窟の開拓は進んでおり、お土産ショップが増えるなど観光地化が進んでいます。
塩の教会HP:
https://www.catedraldesal.gov.co/en/attractions/
また、塩の教会を2時間ほど観光した後には、塩の教会から車で10分ほどの「SALARIO」というレストランで昼食をとりました。
こちらのレストランではコロンビアの伝統的な料理をたくさん味わうことができ、店内は地元の家族ずれの方々も多く、地元でも愛されているお店なのだと感じました。
写真は左から店内の様子、パッションフルーツドレッシングのサラダ、エンパナーダ(ミートパイ)、お肉とパパ・クリオージャ(ジャガイモの一種)のグリルです。
レストランSALARIO公式SNS:
https://www.instagram.com/salario_de_zipa/
② フサガスガ コーヒー農園
フサガスガ(Fusagasugá)には、「アシエンダ・コロマ(Hacienda Coloma)」というコーヒー農園があり、ボゴタの南西約60~70kmに位置し、渋滞状況にもよりますが車で約1.5〜2時間前後で行くことができます。
標高約1,720メートルにあり、温暖で湿潤な気候がコーヒー栽培に最適な環境なのです。
「アシエンダ・コロマ(Hacienda Coloma)」では、コーヒーの収穫体験から、発酵、乾燥、脱穀、焙煎までの全工程を見学することができます。もちろん、農園で作られたコーヒーを試飲することも可能です。
アシエンダ・コロマ(Hacienda Coloma)公式HP:
https://haciendacoloma.com.co/
園内にはコロンビアの伝統料理を味わうことができるお食事会場や、現地の人々の暮らしを体験することができる
コロニアル様式宿泊施設など、コロンビアの魅力をたっぷりと体験することができる施設となっています。
一番右の料理の写真は「アヒアコ」という鶏肉とトウモロコシ、3種のジャガイモを煮込んだコロンビアの伝統的なスープです。
③ グアタビータ湖
グアタビータ湖(Laguna de Guatavita)は、コロンビアのアンデス山脈の中にある円形の神秘的な湖で、標高約3,000メートルに位置します。ボゴタの北東方向に位置し、車で約1.5時間~2時間ほどの場所に位置しています。
グアタビータ湖を見るには、自然保護区入口で受付を行い、ガイドと一緒に標高3,100m前後の登山道をトレッキングします。所要時間は1.5時間~2時間前後となっています。
この湖は、南米の伝説のひとつ「エル・ドラード(El Dorado)」の発祥地として特に有名です。
<エル・ドラード伝説>
グアタビータ湖は、ムイスカ族という先住民にとって神聖な場所であり、儀式の場として使われていました。
彼らは、新しい首長が即位する際、金粉を体に塗り、黄金や宝石を湖に捧げて神に祈る儀式が行われたといいます。
この風習がスペイン征服者たちの耳に入り、「黄金の王=(スペイン語で)エル・ドラード」の伝説が広まり、スペイン人たちは湖の底に莫大な財宝が眠っていると信じ、何度も湖を干上がらせて探索しました。
グアタビータ湖紹介サイト:
https://colombia.travel/en/encanto/guatavita-real-lake-and-legend-el-dorado
このようにコロンビアは首都ボゴタだけではなく、ボゴタを起点に行くとこができる魅力的な観光地が多くあります。
コロンビアツアーには是非、ボゴタ及びボゴタ近郊観光も併せてご検討ください!