マヌー国立公園 Wild life center 2日目。
- 2017.03.01
- スタッフブログ,泉のちょっとそこまで行ってきた,アマゾン,ペルー
朝からどんより。。。ぽつり、ぽつり、今にもどわーっと雨が降りそうな天気の中、早朝暗いうちからMacaw claylick へ出発です。だんだんと陽がのぼりきれいな朝焼けが!
Claylickとはインコが泥をかじりに来るところです。普段食べている木の実などの中には身体にたまると良くないものがあります。泥の中のミネラルが体にたまった毒を流すのだそうです。デトックスですね。
観察小屋に到着!うわ~足元悪っ!雨期は特にですが、足元がぬかるんでいるところが多いので長靴必須です。
コンゴウインコがまだ集まってこない早い時間に到着するようにします。観察小屋はちょうどインコがかじりに来る土壁の正面に設置されていて、椅子もちゃんと設置されていて快適。コーヒーや紅茶、ビスケットやゆで卵など軽食も用意してくれました。そこで音をたてないように静かにインコが集まってくるのを待ちます。
コンゴウインコ以外にもトゥーカンやアラカリ、キツツキ、青い頭のインコなどなどいろいろな野鳥がを見ることができます。
どこからともなく1羽、1羽、そしてつがいのインコが飛んできてはとまり・・・気が付けばたくさんの色鮮やかなコンゴウインコたちが集まっていました。コチョコチョと小さな声で話していたと思ったら・・とキャーキャーというかん高い鳴き声が響き、
そして最初はグリーンパロットが何羽か下りてきました。
それを見ていたコンゴウインコたち。ある1羽がとうとう土壁に降りてきました!1羽、また1羽と増えてゆきみんなで壁に張り付いてガリガリガリ 笑 時には場所を取り合いながらガリガリガリ。群れによって毎回訪れる土壁も時間も決まっているんですって。
中には違う種類のコンゴウインコも交じっていたりしますけどね。スカーレット(黄色が入っている子)がベニコンゴウインコちゃん達に何か言われているように見えます 笑
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ひとたび何か音がしたりすると一斉に飛び立ち大騒ぎになります。すごい迫力。とってもきれいです。
朝9時半頃になるとだんだんと数が減っていき・・いつのまにかみんないなくなりました。当然ですが生きるためにちゃんと悪いものが体にたまらないように朝のルーティーンができてる。自然ってすごい。刺身にはわさび、日の丸弁当の梅干しで食中毒防止、みたいな知恵と同じかしら? 違うか。笑
ちょうどバードウォッチングが終わった頃、また雲行きが怪しくなってきた。そんな中ナマケモノくんは木の上で寝ています。葉っぱの下に行かないとぬれちゃうよ~。(毛玉のようにまるまっているのがナマケモノ君)
そうこうしているうちに復路のボートはどしゃ降り。川面には・・・プカ~・・キラリン!光る目を発見。カイマンです。水面の水はねと音と色も同化して気配なくスーッと。これはもし近づいてきても気づかず食べられちゃうわぁ!
スコールが去ってロッジにお昼頃戻ります。ランチをみんなで食べて午後のエクスカージョンまで休憩です。
この日は夜「バク」を見に行くために体力温存、昼寝です。
午後3時、ジャングルの中を1時間半~2時間くらい歩きます。臆病なバクさんは鼻や耳がとてもいいので、大きな音や人の気配、匂いを感じると森の奥に隠れてしまうので、日が暮れる前に観察台に着かなくてはいけないのです。
ここが観察台。一人づつマットレスがあって、ちゃんと蚊に刺されないように蚊帳が張ってあります。ここで静かに日が暮れるまで待ちます。夕食はここでボックスディナーです。
じーっと待つこと4時間。。。。カサッカサッ クチャックチャッ 闇の名で何かが泥の上を歩く音がするも姿は見えず。その代わりに?大量の大きなコウモリがブブブーンバタバタバタブーンと大きな羽音を立てて飛びまくっています。。。あわわわ。。。結局残念なこと願いもむなしくバクを見ることはできませんでした。 エーン (T_T)
夜10時、諦めて帰路につきました。歩きながらナイトツアー。これは蝉の冬眠の穴なのだそうです!この蝉は10年以上も土の中で過ごすのだそうです。踏んでしまわぬように注意、注意。
ガイドさんが手にしたもの・・・なんだこりゃ? きもい。。。
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!∑(゜Д゜) !!!! エ、エイリアン!!!世にも恐ろしいこの姿、あの映画に出てくるエイリアンそのものではないか!結構虫も平気だけどこれはちょっと・・・怖すぎる。後から知りました。「ウデムシ」。
つづく。