カナイマ国立公園に行ってみた。(ベネズエラ)
- 2016.02.15
- スタッフブログ,泉のちょっとそこまで行ってきた,世界遺産,ベネズエラ
ずっとずっと見てみたいと思っていたエンジェルフォール、やっとやっと実現しました!(´▽`) 大自然好きの方には是非是非行って、見て、体験していただきたい!と思うこれまでの旅行の中でも1、2を争う素晴らしい所でした!
エンジェルフォールへ行くにはまずはカナイマ国立公園へ。首都カラカスからプエルト・オルダスまたはシウダー・ボリーバルから小さなセスナ機でカナイマへ。
上空からは眼下に広がるジャングルと湿原。雨季だから見えるこの湿原も乾季になったら干上がって一面の深緑となるのだろう。カナイマ国立公園に近づいてくると雄大なテーブルマウンテン、大きな川の流れ、勢いよく流れる滝が見えてきた。
カナイマ空港到着。大きな建物のない自然の中の青空空港だ。
降りた瞬間にカーッと強い日差し。 うわっ暑っ!思わずワンコもベローン。笑
まずは滑走路出口で国立公園の入場料を支払います。入場料は国籍によって違うので、それぞれパスポートを出して支払います。 ついでに空港内の様子をレポートいたしますと、藁ぶき屋根の平屋にお土産屋さんがいくつかとベンチ、搭乗手続きをする長机があるだけ。いわゆる空港のチェックインカウンターやコンピューター類は見当たりません!もちろん両替カウンターなどはないので、両替はカラカスやプエルトオルダスなどの都市部で済ませましょう。
空港には各ロッジからお迎えのトラックが来ていました。私が泊まるのはタプイロッジ。 タプイロッジまでは歩いても10分程度の距離にありますが、宿泊のお客さんが到着する時間には迎えに来てくれます。
タプイロッジはカナイマ湖のほとりに立つ茅葺屋根の雰囲気の良いロッジです。
開放的なラウンジにレストラン。ラウンジにはコーヒーや紅茶がいつでも自由に飲めるように用意してあり、Wi-fiが使えます。(パスワードをもらいましょう)
敷地内には花が咲き、ハチドリもやってきます。ジッと狙ってやっと撮れた渾身の一枚!動きが早くて早くて!まあ、自然に囲まれているので野鳥だけでなく蝶やヘビ、トカゲにカエルと色々な訪問者に出会うのですが。 (^_^;)
お部屋はシャワーのみの部屋とバスタブ付の部屋もありますが、場所柄お湯はぬるく、湯量はジボジョボジョボという感じなので、バスタブにお湯を張ってのんびり浸かる感じではありません。ベネズエラ全体に言えることですがあまり水回りがよくありません。普段生活の中で当たり前に使っているトイレやお風呂ですが、それって当たり前じゃない!日本の快適さを再認識しますね。
エアコンはありますが、テレビはありません。それからセイフティボックスもありませんので、カバンに鍵がかかるものがお勧めです。と言ってもカナイマに行くための飛行機は小さいので機内に乗せられる荷物の重さは10kg。重いスーツケースを持って行くわけにはいきませんので、バックパックにファスナー部分に鍵がつけられるものなどが安心でしょう。
(もちろん部屋には鍵がかかりますし、基本的には安全ですが、お互いに嫌な気持ちにならないために、自己管理する方が良いでしょう)
ラウンジを抜け、カナイマ湖畔に行くことができます。湖畔からはウカイマの滝が望め、朝、昼、晩、いつでもその時々の美しい風景を楽しめます。
朝のカナイマ湖。タプイロッジのワンコ”DIENTE" と一緒に散歩。ちゃんと待ってくれる 笑
お昼のカナイマ湖。青い空と強い日差し。水が独特の茶色。透明度抜群!もちろん泳げます。
夕陽に暮れるカナイマ湖。天気に恵まれて最高にきれいでした!(´▽`)
タプイロッジのご飯はこんな感じ。 私は4泊しましたが、毎日違う料理を用意してくれます。アレルギーや嫌いなもの、ベジタリアンにも対応してくれます。私がうれしかったのは毎回の食事に出してくれるフレッシュフルーツジュース。果物を丸ごと食べているような美味しいジュース と、お腹に優しいスープ。朝のフワフワパンケーキ。お肉もいろんな種類で毎日いっぱい歩いてお腹がすいた私を満足させてくれました!
カナイマ国立公園パート2につづく。 パート2ではタプイロッジ、カナイマ湖周辺とカナイマの村をご紹介しようと思います!