先日、今までに弊社をご利用頂いたお客様を対象に、ラティーノ情報誌VAMOS!を発行、お送りさせていただきました。
アンケートに答えてくださった方々、本当に有難うございました。
みなさんの貴重な意見、とてもありがたく拝見させていただきました。
次号以降の取り上げてほしいテーマの中に、ラテン音楽についてというお声をいただいたので
音楽について少し書いてみたいと思います。
ラテンアメリカの音楽と一言でいっても、たくさんのジャンルがあって何から話せばいいか
迷います。
主なスタイルとしては、キューバやジャマイカなどのカリブ系(ルンバ、ソン、マンボ、サルサ、チャチャチャ、カリプソ、メレンゲ、バチャータ、スカ、レゲエ、レゲトンetc...)
コロンビアやベネズエラのクンビア、バジェナートetc...
ブラジル系として、サンバ、ボサノヴァ、ショーロ、アシェ―etc...
アルゼンチン、ウルグアイ系は、タンゴ、ミロンガ、カンドンベ、etc...
メキシコ、中米系は、マリアッチ、ボレロ、ランチェラ、etc...
ペルーやボリビアなどは、フォルクローレ、ランバダなど。。。
これを書くだけでも大変です。
見てわかるように、ヨーロッパやアフリカ、南アメリカ先住民の音楽などいろいろな要素が
混じっているんです。幅広すぎますね。
さて、今日とりあげるのはルンバです!
なんでルンバかって?それは私が最近習い始めたからですw
皆さんがルンバと聞いてイメージするのは社交ダンスとかのルンバでしょうか?
私が紹介するのはRumba Afrocubanaです。
19世紀の後半(奴隷制度廃止の頃)に発展したリズムで、アフリカの影響を強くうけています。
サルサと同じように、クラーベやバタなどのパーカションのリズムに合わせて踊ります。
Rumbaには、リズムが遅い順にヤンブ(yambu)、ワワンコ/グアグアンコ(guaguanco)、コルンビア(columbia)の3種類のスタイルがあって、その中でもワワンコはサルサに取り入れられたり、一番踊られているスタイルです。
Guaguancoは男女の性的駆け引きのダンスで、女性は男性を誘惑しつつも、男性からのアタックに注意を払いながらセクシーな感じで踊ります。
男性は女性を狙いつつ、時にはびっくりさせたり、気をそらす仕草を交えながら踊ります。
男性が女性の骨盤あたり、股間にアタックする仕草をバクーナ(Vacunao)といい、離れたところ、近くから手で触るような仕草、足やひざなど、時には股間を女性に向けて突き出す動きもあります。
女性は男性が仕掛けてくるVacunaoから股間を守る仕草をします。こんな感じ。
男女の駆け引きが面白い大人なダンスですね。
即興でやるところがおもしろい。
キューバに行く際はぜひ、ルンバを見に行ってみてくださいね。
ライブ会場的なところだと、El Gran Palenque, Callejon de Hamel、Salon Rosado de la Tropical、El Jelenque de Areito、
テアトロでは、Teatro Nacional de Cuba, Mella とかでしょうか?
ダンス留学なんてのもいいですね! キューバこれからますます人気が出そうです。