コスタリカに行ってみた その3- トルトゥゲーロ。
- 2015.07.01
- スタッフブログ,泉のちょっとそこまで行ってきた,コスタリカ
海亀の産卵が見たい!!まずはそこからトルトゥゲーロに行くことを決めました。ウミガメの産卵が見られるのは7月~9月のみ。さっそく出発は7月に決定。出発はサンホセから。ホテルは事前にメールでホテルに直接連絡。2泊3日、3泊4日とパッケージになっていたので、私は3泊4日を選んだ。サンホセからの送迎付きですって。
だいたい着いた初日というのは泊まるだけなので私はできるだけ1か所3泊するようにしています。スーツケース開けて閉めて、開けて閉めての忙しい旅行は性に合わない。。ただの面倒くさがり、とも言う。
おお!珍しい!混載ツアーのお出迎えが時間通りに来たよ。それもそのはず、私の泊まったホテルINCA REALがピックアップ1番だったからだ!
いろんなホテルをグルグルめぐり、合計子供を含んで10人くらいになった。サンホセを出発して最初に立ち寄ったのは朝ごはん。道沿いにある小さな簡素なレストラン。簡単なブッフェでしたが、意外に美味しい♪ でも驚いたのが小さなバタフライガーデンを併設! 意外な見どころに楽しんじゃいました。朝食後出発して最初に立ち寄ったのがバナナのプランテーション。出荷するバナナはまだ真っ青なバナナ。大きな房ごと収穫、房ごとに切り離して洗浄、梱包です。一番大きく形の良いバナナは欧米、日本に輸出されるそうです。 コスタリカでは大学への進学率が高く、植物学やバイオ、産業としての栽培についてなどの専門学科があって多くの学生が学んでいるそうです。へぇ~と見学しているとガイドさんがでっかいカブトムシを持ってきた!ゲッ(゜o゜;) こんなでかいの見たことない。写真で大きさが伝わるか分かりませんが角を入れると15cm位あるんです。さすがに子供も引いてます。笑
さてさて、川沿いにつきました。ここでボートに乗りかえてトルトゥゲーロのロッジへ。移動中ボート上からもいろんな水鳥などが見られます。わわ!ワニがいました~。
20分ほどでトルトゥゲーロ村に到着。まずは国立公園入場料と、夜に海亀の産卵を見るためのチケットを購入。トルトゥゲーロに生息している動植物についてガイドさんから説明がありました。マナティーもいるそうですが、人間の目に触れるのはまれだそうです。
トルトゥゲーロ村は小さい村でいくつかのお土産屋さんと簡素なバー、いくつかのレストラン、生活用品屋さんともちろん学校もあるとのこと。村にもB&Bのような宿もあるようですが、川の両サイドに良い宿泊施設が多く点在しているのでそちらの方がお勧めです。
一息ついたら今夜のお宿TURTLE BEACH LODGE (タートルビーチロッジ) へ!ボートはずんずんとジャングルの奥地へ。お!看板が見えてきました~♪わくわく♪ TURTLE BEACH LODGEに到着! かわいい動物たちがお出迎えです。敷地内にはレストラン&バーのメイン棟の周囲に各コテージが建っています。シンプルながら清潔な明るい部屋でした。エアコンは無いので蒸しっとしていますが、夕方になると気温が下がるのでそんなに寝苦しくありませんでした。網戸のおかげで虫は入ってこなかったです。
ランチやディナーはみんなで一緒に食べました。とても親切なフランスから来た家族がいつも私を気遣ってくれて話しかけてくれました。とくに背のとても高い兄弟のお兄ちゃん、身長198cm!! 弟さんも195cm !? わーお 8頭身どころか9頭身だよ。フロリアンは日本の歌もよく聞くよ!特に大塚愛が好き!といってさくらんぼを一緒に歌いました。どうもありがとうフロリアン、おかげで滞在がとっても楽しかった!笑 これが個人旅行の良いところ!
3泊4日の滞在にはジャングルウォークやボートツアーが含まれています。ガイドさんと一緒にジャングルの中へ。 ナマケモノ君いました!ぐっすり眠っていて毛玉にしか見えません 笑 顔が見たかった・・
うっそうと茂った森に入るといろんな鳥や動物たちに出会います。つぶらな瞳♪ ジャングルウォークの時は長袖・長ズボン・強力虫除け必須!川に近い、恐らく雨季で湿気が多かったこともあると思いますが蚊の量が半端ない!午後のジャングルは特に完全防備で行くことをお勧めします!めっちゃ熱いけどタオルを首にしっかり巻くのもお勧め。早朝や夜は少ないです。
次の日は早朝からボートツアーへ。あいにくの雨でカッパを借りて出発。いつものこの子たちの定位置なのでしょう、桟橋の下へ。ブラジリアン・ロングノーズバットのコロニー。 小さいコウモリがたくさんひっついています。カワイイ♪ 水辺のパームツリーにも縦一列に並んでいる姿も時々見られるので、ただの木や枝と思うなかれ!ジーとよく見てみましょう。 天気が悪くて写真がきれいに撮れませんでしたが、もちろん雨の日でも動物たちの生活は続いているわけで・・水面に、木の茂みに、頭上に、いろいろ顔を出してくれる動物たちに時間はあっという間でした。
滞在3日目の午後はフリーだったので、ロッジのカヤックを借りて水路へ繰り出しました。カヤックなんてやったことない・・笑 でも川の水はとっても穏やかだったし、午後になって急に晴れてきたのでこれは楽しまないと!大丈夫~?と言いたげなつぶらな瞳のヘビちゃんに見送られ(?)出発。
ガサガサ・・ガサッ! どこ!?何!?(゜o゜)) 必死に探すもどうにもこうにもカヤックの上では思うようにいかず見えない・・泣 と思っていたらジッーっと感じる目線・・
見ていたつもりが見られてた~ 笑
たぶんこんな感じに気付かないうちにみんなに見られているんでしょうね。そう思ったらなんだか可笑しい! 他にも日陰で休んでいるワニやなんだかわからないけど水の中をすいすいと泳いでいく茶色い背中・・なんだろう。とにかく時間を忘れて楽しんでしまいました。気が付いたらロッジから随分離れたところまで漕ぎ出していました。 危険!危険!休んでるワニがいるってことはこの川の中にもワニが泳いで・・怖っ!慌ててロッジに漕ぎかえったのでした。
さてさてお気づきかと思いますがウミガメの産卵を見に行ったのに写真がない。そう、残念ながらウミガメ産卵ツアーはカメラ撮影絶対禁止なのです。ナーバスになっているウミガメのお母さんを保護するために、ガイドが持つ最小限のライトしか点けちゃいけないのです。(懐中電灯に赤いセロハンのようなものでカバーされたもの)カメラも手に持っているとカバンに入れろ、と。残念。。でも大切な亀たちを保護するためです。仕方ありません。これから訪れる方も是非、ルールを守って産卵を見守ってください。
実際にウミガメから2m位の近くまで行って、ピンポンのような白い卵がコロコロと生まれてくるところを見ることができました。月明かりの下で本当に神秘的な光景でした。自然にこの卵たちが無事孵化して、大人になってこの浜に産卵に帰ってきてくれますように・・と祈ってしまうのでした。
コスタリカーその4 マヌエルアントニオにつづく。