コロンビア アマゾン③オオニバス発見! (MOCAGUA)
- 2015.05.07
- スタッフブログ,MINAMI DREAM JOURNEY,アマゾン,コロンビア
まだあたりが真っ暗で何も見えない朝方に
ボートにのって、バードウオッチングへ出発
現地ガイドが鳥を発見し指を差して教えてくます。
曇り空で遠くてよく見えず、、色はほとんどわからないのに
飛び方や尾っぽの形、鳴き声などでガイドはすぐに見分けます。
※双眼鏡もあれば、持って行ったほうがよい
遠いので、ほとんど影絵みたいにしか映せなかったです。
でもキツツキのとさかがかわいい!!
6:00頃からあたりが明るくなってきて、
川幅の狭い場所で止まって鳥を観察、オオオニバスを発見!!
そしてたまたま咲いていたオオニバスの花について調べてみました。
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オオオニバス (学名:Victoria amazonica J.De C.Sowerby)
スイレン科の水生植物の中で最も巨大なオオオニバス。
大きな丸い葉の直径は1.5mから2m程で、ちいさな子供が乗っても沈まないといわれるほど、
浮力が大きいことで有名です。葉の裏は赤茶色になります。
オオオニバスの花
オオオニバスの花は2日にわたり夜に開花します。
花は夜に咲き、日中は閉じて翌日の夜に再度咲きます。
1日目の花は白く、香りがあり、2日目はピンクに変色して香りはほとんどありません。
この習性は昆虫と密接な関係があります。
まず、闇夜の中でも花の強い香りに誘われ、多くの虫達があつまります。
虫達が花の中にもぐりこんで食事をしている間に朝がきます。
花はゆっくり閉じていくと、同時に虫達も花の中に閉じこめられることになります。
翌日、2日目の夜に再び花が開いた頃には虫は花粉まみれ。
やっと開放された虫はまた次の花を探しに飛び立ちます。
でもこのときに探すのは決まって開花1日目の香りのある白い花。
このように異なる花同士の花粉を昆虫に運ばせることで、
丈夫なタネをつけるように仕組んでいるんです。オオオニバスの知恵ってすごいですね!
(沖縄:海洋博公園の熱帯ドリームセンター・植物紹介より)
http://oki-park.jp/kaiyohaku/inst/40/42
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これは2日目の花かな?
オオオニバスは日本でも見れる場所が多いので、アマゾンに行く前に
一度見に行ってみてはいかがでしょう?
ロッジに戻って朝食をとった後は
午前中のアクティビティ:モカグア コミュニティーへ
カラノアロッジから歩いて行ける場所にあるので
迎えに来てくれていたモカグアの青年とともに
ジャングルの奥へ進んでいきます。
ジャングルは雨で道がぬかるんでいる場所もあるので
注意が必要です。
コロンビアの原住民はTシャツも着るし、テレビも見るよと
現代的な生活をしているとのことを教えてくれていました。
テレビもあるのかー!!私たちの滞在しているジャングルのロッジよりも
最先端のなかで現地の方々は生活しているようです。
大きなパラボラアンテナが家の横に設置されています。
屋根はトタンでできていて、壁面には好きな動物や魚などの絵が描いてあります。
(各家を識別するために名字の様につかわれたりもする)
家の前に行くと、ワニの歯やピラルクーのうろこで作られたお土産を売っていて、
家に描かれているような鮮やかなお土産もあります。
大きな池があり、ここにもオオオニバス発見。
ロッジへ戻ります
つづく
(A.M)