美味しいコーヒーを飲みに?ペレイラ(コロンビア)に行ってみた。
- 2015.04.01
- スタッフブログ,泉のちょっとそこまで行ってきた,コロンビア
コロンビアへは研修で行かせていただきましたので決してコーヒーを飲みに行くことだけが目的ではなかったのですが、コロンビアコーヒーに大いなる期待があったのは否めません! I LOVE COFFEE ~♪ペレイラはアルメニア、マニサレスと共にコーヒートライアングルともいわれる世界的にも有名なコーヒーの産地です。コーヒー畑と素晴らしい自然と景観が守られており、この文化的景観は世界文化遺産にも登録されています。 この地域にはアシエンダと呼ばれるコーヒー農園がたくさんあり、農園見学の他、乗馬やトレッキング、バードウォッチングなど大自然を楽しむことができます。私たちが見学させて頂いたベネチアコーヒー農園。農園見学はもちろんの事、敷地内には宿泊施設もあり、緑に囲まれてのんびりすることもできます!敷地内は山あり谷あり。ジープで移動します。 農園ではコロンビアのコーヒーの特徴や、栽培方法、焙煎の仕方、流通について学びます。コーヒーの原産地はアフリカなんですって!アフリカっていろいろなもののルーツなんだなぁ。 ここでのコーヒーはアラビカ種、収穫はすべて手摘み。選別もすべて手作業。そのため大量生産は難しく、農夫や作業夫たちの給料を正当な金額を払うには一定価格の維持が必要なのだけれど、ブラジル、グアテマラ、コスタリカなど近郊国では機械で収穫、大量生産をしている産地がたくさんあって、価格競争は年々厳しくなっているそうです。厳しい価格競争に巻き込まれて生産者が困らぬよう、また品質の良いコーヒーとその文化を守ろう、というのがフェアトレードというシステムです。ベネチア農園のコーヒーは日本の缶コーヒーにも使われたりしてます!焙煎されたコーヒー・・う~んいい香り♪ 苗木からコーヒーが実るまでを学んだ後、手摘みで収穫された熟した真っ赤な実から普段私たちが目にしているコーヒー豆になるまでの過程を作業所で見せてもらいました。主な収穫期は年2回、5月~6月と10月~11月です。 真っ赤に熟したコーヒーの実は、甘い果肉を持ち、種を取り出すと生の白い種が現れます。実から種を取り出し、洗浄し、品質の良いものと悪いものに分類、乾燥、粒の大きさごとに分けられます。大きくて形の良いものが高品質品として高値が付きます。
さてさて農園&作業所の見学後、農園の宿泊施設で昼食を頂きました。これがめちゃくちゃ美味しい!!中南米ではよく食べられているサンコーチョ。肉や野菜をの煮込みスープです。お肉もやわらかいし野菜も美味しーい♪ 何杯でも食べられそうなくらい!やばいくらい!笑 宿泊施設は可愛らしいお部屋、小さいながらもプールもあり、緑に囲まれた高台にさわやかな風が吹き抜け、クジャクさんが歩いている、そんなのんびりした所です。 農園見学や美味しいコロンビア地元料理、薫り高いコーヒーを楽しみに行ってみませんか?
ペレイラまたは味のあるブティックホテルがあります。私たちが泊まったのは100年以上も前に建てられた旧家を改装した 「LA HACIENDA SANJOSE」。 まるでタイムスリップ!したかのような、昔の海外の映画にでも出てきそうなお部屋。 100年以上たっていますのでどうしても防音性や床の軋みなどが否めませんが、その分の「味」が充分にあります。レストランもオープンエアで雰囲気がよく、料理も素敵で美味しいです。緑に囲まれているのでお庭にはこんな可愛らしい小鳥たちがやってきます。写真には撮れませんでしたが数匹のリスの姿も。朝の散歩、とっても気持ちがいいです♪
もう一つ、見学させていただいたペレイラの素敵なブティックホテル”VISUS”をちょこっとご紹介。暗くなってからの見学だったので外観が撮れず。ですがあ~プライベートで3泊ぐらいしてゆっくりしてみた~い!と思うような落ち着いたブティックホテルでした。
ペレイラ近郊には世界一ノッポなヤシの木が生えるココラ渓谷や、なんと温泉もあります。そちらも別ページでご紹介しまーす!