ちょっとエクアドルに行ってみた。(マナティー乗船編)
- 2014.12.21
- 泉のちょっとそこまで行ってきた,アマゾン,エクアドル
エクアドルと言ったらガラパゴス!という人が多い中、ジャングル大好きな私はアマゾン川の支流、ナポ川クルーズを選択。 (もちろんガラパゴスにもいつか必ず行こう!と思っていますが。) エル・オリエンテと言われる熱帯ジャングルエリアへ。
ナポ川流域観光のスタートはコカ空港から。 何とも小さい空港でターミナル、というほどの大きさでもない。 私の好きな素朴すぎる空港。 寄託荷物の受取りにもちろんターンテーブルなんかない。 お兄さんがカートに載せて運んできて手渡し。 笑 間違って違う人に渡さないのかな?と思ったら、ちゃんと荷物を預けたときにくれるクレームタグを見せて、荷物に付いたタグとちゃんと比べてから渡してました。 ボーディングパスの半券に付けてくれると思うので無くさないようにしましょう。
各ツアー会社やジャングルロッジのスタッフが、空港出口でそれぞれ出迎えてくれます。客待ちのタクシーも何台かいたようですが、もちろんきちんとした空港タクシーのカウンターなどあるわけもなく。 つまり流しのタクシーを利用することになるので、できるだけホテルやロッジ、ツアー会社に送迎サービスを手配する事をお勧めします。
私はマナティーエクスプローラのネイチャーガイド、ラウールさんが出迎えてくれ、3人の外人さんと一緒にタクシーにてボート乗り場へ。ボート乗り場でこれから1時間ほどかかる道のりに備えてトイレをすませ、かわいいお客さん?と一緒に出発を待ちます。
細長いモーターボートに乗っていよいよ出発!茶色い水がなんかアマゾンって感じ! 笑 乗り場はこんな感じ。各ロッジのお迎えがたくさん来ます。
約40分くらいでしょうか。 途中、川沿いには住民たちの生活や野生の姿、雄大な自然を垣間見ることができて、楽しい時間でした。 オロペンドラの巣がいっぱいぶら下がってる♪ ガガーン!! や、野犬がアグーチ食べてる!(゜o゜) 野生の世界は厳しいのね。。
見えてきました!DOCKにて私たちを待っていてくれたマナティー号。クルーが笑顔とウェルカムドリンクとお菓子で迎えてくれました。 お部屋に荷物を置いて、まずは簡単な安全に関する説明があります。 そして1人1つ、ライフジャケットを受けとりましょう。
船の1階はレストラン(左)とクルーの部屋、お部屋(キャビン)は2階と3階。 正直狭いですが、きれいに掃除されていて(中)、シャワーも思った以上にきちんとした設備でした。 シャワーは熱いお湯もたっぷり出たし、室内にはトイレも洗面台もありますので まったく不自由はしませんでした。(右) ちょっと床がきしむかなぁ・・。当然水辺にずっとあって降水量が1年中場所柄、老朽化は仕方ないかな。
3階には小さなサロンと、オープンエアのデッキになっています。デッキにはコーヒーと熱いお湯、紅茶のパックやココアが置いてあっていつでも無料で飲むことができます!
乗船日、サロンで乗船中の注意事項やエクスカージョンの説明があります。ネイチャーガイドさんにいろいろ聞いてみよう!
乗船中のプログラムや出発時間は天候によりガイドさんが調整してくれます。 熱帯雨林が広がるこの地域は乾期であっても良く雨が降ります。観光には残念ですが、この豊かなジャングルを育むための雨なので仕方ないですね!これも観光の一部と思って楽しまないとね。
長靴やレインポンチョは貸してくれます。レンタルは新しいものではないので、もし気になる方は自分のを持っていくことをお勧めします!ちなみにジャングル大好きな私はいつもmy長靴とレインポンチョを持っていきます。 笑 ちょっと価格は張りますがソフトラバーで小さく丸めて持って行けるバードウォッチング用の長靴が売っています!ネイチャーガイドにも 「これどこで買ったの?いいね!」と何度も褒められた長靴❤靴擦れもせず快適です❤
エクスカージョンはこーんな感じ。ジャングル奥地へボートで入り込みさらに歩く歩く。(といってもそんなに厳しい道のりじゃないのでご安心あれ!笑) わ~森の神様がでてきそう! 樹齢ん百年の木が展望台になっていて木の上からジャングルが一望できます。 きもち~い。一面ジャングル、ジャングル、ジャングル。 このジャングルの中からガイドさんが野鳥や動物たちを見つけてくれます。 経験ってすごい!それから目がメチャクチャいいなぁ 視力いくつあるんだろ。ヽ(^。^)ノ 木にくっついている茶色いのはRed Howermonky、あと木の中で一体化して腕を伸ばしているのは三つ指ナマケモノです♪ 分かりますか?笑
キチュアの原住民コミュニティでは彼らの自給自足の生活、伝統的文化を見ることができます。食事もご馳走になりましたが・・ひぃ~さすがに芋虫は・・・しかも5センチ大!でかすぎ~!\(゜ロ\)(/ロ゜)/(小さくても無理だけど。)ちなみに一緒に乗船していたフィンランドからの彼が食べてみた。外側はそこそこ香ばしく、中身は・・・だそうです。 笑! クレイリック(インコが土のミネラル分を摂るために集まるところにも行きます。 ナポ川から見る所と、ヤスニ国立公園内の水場に集まる所、両方に連れて行ってもらいました。朝の決まった時間(8時くらい)になると何百ものいろんなインコが集まってきます。 ナポ川沿いのクレイリックは船の上から見学します。 インコが逃げないようにシーッ。緑の茂みには同じ緑色のインコが無数に!ピロピロピロ~とすごい声。順番待ちかな?
ヤスニ国立公園内のクレイリックはもっと間近に見ることができます。見張り小屋で静かにジッとインコがやってくるのを待ちます。バサバサ・・ ピロ・・ ピロピロピロ・・ だんだん声が大きくなってきて・・キターッ ヽ(^。^)ノ
夕暮れのナポ川を眺められるのもマナティークルーズ乗船のポイントです。
夜はナイトウォークへ。 もちろんジャングルに電灯はありませんので足元を照らす懐中電灯を持っていきましょう。 足元は滑りやすいので要注意です!
最後に・・旅の食事はもちろん大事です。 船だからどうだろう?と思いましたがいやいや、前菜からメイン、デザートまでおしゃれで美味しい食事が出てきました。
皆様ぜひ乗船してみてくださーい! こちらはカジュアルなクルーズです。もっとラグジュアリーな船旅をしたい場合にはアナコンダ号という船もありますよ!