メキシコ 2013死者の日 Dia de los muertos ガイコツだらけ
- 2013.11.20
- MINAMI DREAM JOURNEY,メキシコ
死者の日を楽しみにして、はじめてのメキシコへ行ってきました。
11月1日、2日はメキシコでは死者の日(Dia de los muertos)として各地で盛り上がっています。
名前は少し怖いような気がしますが、死者の魂が帰ってくるのを出迎える、メキシコの方々にはとても重要な日です。
オフレンダと言われる華やかで花や果物などで飾られた祭壇が街中のあちこちに作られています。
11月1日は大人の魂が、2日には子供の魂が戻ってくるらしく、まさに日本のお盆のようですが、
町中がガイコツだらけで、死者の日はメキシコをさらにたのしめます。お得でございます。
ということでソカロ広場に遊びに行ってみると、
大きな広場一帯を埋め尽くすイベントが死者の日にあわせて催されていました。
骸骨もカラフルだとなんだか笑ってるように見えてきて怖くない!!
ソカロ広場には大きなテントがいくつかあり、その中にはたくさんのオフレンダが作られていました。
休日なので昼間から観光客だけでなく、地元の人たちもお祭りを楽しみにしているようで
死者の日のソカロ広場はごった返していました。
ルチャリブレのリングが組まれ骸骨たちがにらみ合っているオフレンダ。
バスなど交通関係のものやソチミルコなどそれぞれテーマがあり見ているだけで楽しくなります。
メイクをしたお兄さんと写真を撮らせてもらうと、「シートベルトは必ずしめてね!!死んじゃうから」とお祭り気分で楽しんでいたところ、ふと死のイベントだったことを思い出して、そうか、このオフレンダは交通事故などでなくなった人の魂が戻ってくるんだなと一気に現実に戻されました。というわけでちょっとだけ手をあわせて、周りをみてみると、
どくろのライダーがいることを発見!!となんだかテンションが上がり、ライトもどくろ!!君は酒を飲んだのか、ヘルメットをしなかったのかと勝手な憶測をしてガイコツに話しかけて楽しんじゃってました。交通安全第一です。
オレンジ色のあちこちにちりばめられているのはマリゴールドの花びら。
死者の日には欠かせない花でどのオフレンダにも必ずどこかにこの花びらが敷き詰められています。
鮮やかなマリーゴールドが死者を迎える花だなんてメキシコらしくて面白いですね。
彩りが豊かで活気があるように感じられ、お祭りさわぎで死と向きあいながら生きているのはなんだか素敵な伝統です。
ぜひ、死者の日にメキシコを訪れてみてはどうでしょうか。
死のとらえ方が日本とは全く異なり、色鮮やかでガイコツも色とりどりだったり、お祭りさわぎで華やかな死者の日は日本のお盆とは対照的でわくわくします。
ちょうどハローウインともかぶるので街中には仮装をしている
子供たちもちらほらいました。かぼちゃのバケツを手にもって飴をおねだりしながら歩いています。
メキシコシティ滞在でもソカロ広場で死者の日の雰囲気を十分に味わえますが、
オアハカなど死者の日の祭事を盛大に行っている地方ではお墓へのツアーなどもありさらにどっぷりと死者の日を楽しめるので、こちらもお勧めです。
夜中にろうそくをもってお墓まいりだなんて、肝試しみたいで怖いような気がしますが、いつか行ってみたいです。
AM