キューバ ハバナを歩いてみた。
- 2013.10.09
- スタッフブログ,泉のちょっとそこまで行ってきた,世界遺産,キューバ
エア・カナダ/バンクーバー経由でハバナ空港に降り立つ。
あれ?荷物が出てこない・・ このターンテーブルじゃないのか?英語で係員らしき人に聞いてみる。 英語、まったく通じず。
母を連れての旅行だったためちょっと焦る・・がなんとかターンテーブルを見つけ出し無事ピックアップ。 ふぅ。 次にキューバに行く時は必要なスペイン語を準備して行こう。(笑)
さて、早速タクシーでホテルへ。
ハバナには18世紀、19世紀に建てられた富豪の邸宅を改装した素敵なホテルがたくさんあります。 宿泊はそのうちの一つ、PALACIO O FARRILL。
18世紀に建てられた富豪のオファリルー一家の邸宅だった建物です。天井画が高くて大理石の円柱が印象的。
吹き抜けになっているパティオ(中庭)もとても感じ良し。 朝食も夕食もこのパティオで楽しめます。 電気はちょっと暗め。
さて、2日目、街を散策してみた。ホテルは旧市街(ラ・アバーナ・ビエハ地区)の真ん中。散策するにはとても便利。 でも夜は外でたむろしていた若者の声が少々うるさかった。静かな夜を望むなら新市街ベダード地区やミラマール地区の方が良いでしょう。
街の中心はすごい渋滞!噂通り(?)なんともレトロなクラシックカーがたくさん走っております!なんともかわいい車ですが、バルバルっバルッ と燃費の悪そうな音と黒い排気ガス・・(笑)
ビエハ地区の散策はとにかくブラブラするだけで楽しい!重厚な歴史を感じさせる建物があちらこちらに。
←左は1704年建立のカテドラル。300年以上も経つ建物がこんなにしっかりしているなんて!
カテドラル広場にはこれまた17世紀のコロニアルな邸宅を改装したレストラン「エル・パティオ」。もちろんお茶するだけでもOK。
オープンエアでゆっくり街の風景を見ているとなぜだろう、不思議と人々の温かい表情と歴史を経た優しい風を感じた。 ああ~なんだろう、この癒される感~。
街の中心、オビスポ通り。植民地時代からの石畳の通りにはオシャレなレストランや300年前の建物を改装したホテルなどが並びます。
ホテル アンボス・ムンドスもそのうちの一つ。「老人と海」などで有名なヘミングウェイが定宿としていたことで有名。 彼が泊まっていた511号室が博物館となっています。
街の薬局、これまた素敵。このツボ?の中に薬が入っている・・魔法にでもかかってしまいそうだ。おとぎ話に出てくる中世の薬屋のよう!
が、しかし一方で地元の人がたくさんいるスーパー?商店?に行ってみた。 こちらは何とも素朴な風景。
商品を自分で手に取って見ることはできない。 商品はカウンターの中、店員さんの後ろの棚にある物とショーケースの中に並んでいます。商品・・これだけ?普段私たちの生活の中にあふれる商品の多さ、豊かさを実感すると同時に、本当に日本みたいにたくさんの商品が必要なの?と考えさせられる風景でした。
さてさて、散策は続く・・細い路地を通ると人々の生活が垣間見える。街歩きは楽しい!
海沿いを歩けばさわやかな景色が広がります!
プンタ要塞からは新市街に続く海岸と、ハバナ旧市街地区とをつなぐ海底トンネルの対岸に、モロ要塞が見えます。
次は旧国会議事堂。ホワイトハウスとそっくりなひときわ目立つ白亜の大きな建物。(左下)
そして1838年に建てられたキューバ・クラシックバレェの本部、ガルシア・ロルカ劇場。国際バレエフェスティバルの会場にもなるスペイン・バロックスタイルの見事な建物。(右下)
旧国会議事堂の前からツーリストバスに乗ってみる。 旧市街から新市街へ。 海岸沿いには大きなホテルがいくつもあります。 そして海岸沿いから再び街の中心へ。 じゃじゃーん! 旅する革命家チェ・ゲバラが描かれた法務省がある革命兵広場。
革命広場には自慢のクラシックカーを見せているタクシーの運ちゃんがいました。
かっこいいね~。写真をパチリ! でもホテルへ帰る道のりに私たちが選んだのは・・・
こちらも年季の入ったちゃりんこタクシー。なかなか進まない!(笑) 汗だくの背中をパチリ。
さて、おっちゃんにホテルまで送ってもらったら、ゆっくり休もう。明日はハバナからの終日ビニャーレスの谷ツアーに行くんだから。
つづく・・・