いつかはカリブの海へ
- 2013.03.29
新しいラティーノツアーを作成するにあたり、私が選んだ国がメキシコやベリーズなど、いずれも共通するのがカリブ海に面した国であるという事。
海好きな自分としては、遺跡だけのツアーに終始する事なく、やはり見て参加して、身体全体で南米を満喫出来るプランを!!と考え、色々と試行錯誤してみました。
中南米はやはりアンデス山脈や密林の中に佇む古代の遺跡というイメージが濃く、どちらかというと山や森が注目されがちですが、いやいや、カリブ海の青い海やガラパゴス諸島などなど、海関連の魅力的な観光素材も負けてませんよ。
つい最近、弊社のスタッフが休暇でベリーズを訪れましたが、ブルーホールはその最たるものの一つ。 個人的にも非常に興味をそそられる場所です。 ただでさえ青い海にポッカリと空いた群青色の大穴。
もとは洞窟だった場所が長い年月をかけて海に沈み、天井部分が崩れてこの様な景観を作り出したそうです。 その為か、いざ潜ってみると海中にも関わらず鍾乳洞の様な地形美を目にする事が出来るのだとか。
直径300m以上、水深100m以上という巨大な大穴は、ベリーズが誇る世界有数のダイビングスポットの一つで、景観もさる事ながら、タイガーシャークやレモンシャークなどのサメ類をはじめ、多くの巨大海洋生物と遭遇出来るポイントとして世界中からダイバーが集まっている場所です。
自分よりも大きな海洋生物に出会うと興奮しますが、でも、冷静になってよ~~く考えてみると、底の見えない暗い海底から巨大なサメが出てきたら・・・、ちょっと、いや、かなり恐いかも・・・。 いつかは潜りに行きたいけど、その場面を想像するだけで心臓がキュッと縮みあがっている様ではまだまだか。
こんな感じで、ず~っとカリブのダイビングポイントばかり調べていたら、無性に潜りに行きたくなってしまい、最近お気に入りの八丈島まで行って来てしまいました。 2、3日前からザトウクジラが八丈周辺に来ていた様で、クジラの声が響き渡る中でのダイビングは非常に感慨深いものがありました。
残念ながら海中でクジラと遭遇する事はありませんでしたが、陸上からは尾ビレやブローをバッチリ確認!! 代わりと言っては何ですが、海中ではこんな巨大生物に遭遇↓↓↓ 何だかSF映画のワンシーンみたい。 未知との遭遇的な!!
ガイドさんの身長が180cmなので、このエイはおそらく全長3mくらい?? あまりの大きさに見た瞬間身体が完全に固まりました。 こんなんじゃブルーホールでサメに遭遇したらどうなる事やら、まだまだ経験が足りません。。。
巨大な生物よりも、小指くらいの小さな魚の方がまだいいかな、なんだかホッとします。 (斎藤)