ペルー シルバー 金・銀
- 2010.08.12
『ペルーと銀』
1492年ペルーが位置する新大陸の発見がヨロッパなど世界に富をもたらした
と言っても過言ではありません!
インカ帝国、黄金の国:ペルーの山々を原産とする食糧がたくさんありました:
じゃがいも、トマト、とうもろこし、とうがらし、アスパラ、など、数え切れません。
しかし!それ以上に人々を魅了したのは山々で大量に発見された「金」、「銀」、
「宝石」 だった。
古代ペルーからペルーは世界の一の金銀生産国であった、現在でも「銀」生世界一
の銀生産量を誇ります。
『植民地時代と銀』
ヨーロッパ、スペインにより新大陸アメリカの発見に伴い、メキシコとボリビアの金・銀、
ベネズエラとコロンビアの宝石、ブラジルの金、ペルーの銀を求めてヨーロッパから
たくさんの移民が16世紀、17世紀にかけて大量に中南米大陸に押しかけたのである。
馬と銃のない中南米先住民が対抗できずに、スペイン・ポルトガルの植民地になる
ことになった。そして、大量の富がヨーロッパへと持ち出されたのだが、その多くで
メキシコ、ペルー、ボリビア、ブラジル、などでたくさんの教会が建てられ、それを
金・銀で埋め尽くされた。その面影は今でも残されている。
『カタカオス』
ペルー北部に位置するカタカオス村にはそんな古代ペルーの時代から銀製品を
手がける職人がたくさんおりました。
古代インカ時代の遺跡から発掘された宝庫から高い技術で細工されたアクセサリー、
装飾品が大量に見つかった歴史があります。そして、今も、カタカオスで、インカの
末えいであるシルバー細工師が昔ながらの技法に新世代の技術を取り入れて、
美しい作品を作り続けている。世界を魅了し続けている。