プロポリスってなに?
ここ数年、健康食品ブームで新聞やCMなどでもたくさんの商品がのっています。なかでも南米産といえばペルー産『マカ』や『カムカム』はやっと一般的になってきましたが南米産のさきがけといえば??
やはりブラジル産『プロポリス』じゃないでしょうか!?
恐らく『体にいいらしい』ぐらいでどういうものなのか知っている人は少ないのでは?
そこで今回はちょっとこの 『プロポリス』についてまめ知識をかいてみます。
◆一般的な効用◆皮膚疾患や内臓疾患、高血圧、動脈硬化、ガンが治ったさらには・・・
育毛の効果があった!・・なんてすばらしいんでしょう!!
◆でもそもそもプロポリスってなに??◆
ミツバチが巣を清潔に保つために塗り固めて作るもので原料は様々な樹木から集めてきた樹皮や樹液の樹脂や植物。唾液とあわせ精製して固め、ミツバチ達は巣に穴の修復、巣の滅菌使うらしい。
◆なんで人間にもいいのか?◆
原料である樹脂は強力な抗菌作用があって、ほかにもにフラボノイド、ビタミン、アミノ酸が含まれ・・またミツバチが精製することで作り出される『アルテピリンC』という成分が細胞活性化効果があるそうで。現在はこれをアルコールなどで溶かし液状にして成分を抽出してつかうのですが、これが人間サマの体にも良いという事のようです。天然の抗生剤としていまも研究がすすめられています。
古くはギリシャ時代、エジプトそしてなんとインカ時代にもプロポリスは薬として使われていたそうです!
◆なぜブラジル産がイイのか?◆
多くの蜜が採れるハチを作る目的で研究用に輸入された獰猛で毒性の強い『アフリカミツバチ』が研究所から逃げ出し、自然界で既存種の『西洋ミツバチ』と交配して、広大なジャングルの中で生き延びた強い種が現在のブラジル原産ともいえる『アフリカナイズド西洋ミツバチ』となったのだそうです。またブラジル数多く植林されているユーカリには強力な殺菌成分が含まれこの樹脂を食べたミツバチのプロポリスは他とは比較にならないほど効能成分も多く、その成分抽出技術も優れているブラジル産のプロポリスは品質の良いものが多いのだそうです。
ブラジルへご旅行の際には是非現地で品質のよい物を!(料金も品質もピンキリです)
ここまで書いて『おまえはプロポリスのセールスマンか!?』と言われそうですが(^_^;)
何をかくそう実は嫁の実家で養蜂をやっているので私もしょっちゅうミツバチとは顔をあわせています。
開花時期の重なる春先の最盛期には家族総出でミツ絞りを手伝い、防護服を着て汗だくになりながらの作業は大変ですが、春先のとれたてのハチミツは味も香りもカクベツですよ~!!
プロポリスも取れますが抽出技術がないので傷薬にするぐらいです。(もったいない。。)
追記ページで採蜜風景をご紹介します。