ボリビア満喫(ウユニ塩湖)
- 2013.04.16
- MINAMI DREAM JOURNEY,ボリビア,ペルー
こんにちは!!
1月末から2月上旬まで初めての南米(ペルー・ボリビア)の旅もいよいよ、
クライマックスです。
今回は、ウユニへ陸路にて12時間かけて到着し、
ウユニ塩湖での夕焼けや鏡の世界を満喫後ラパスへ戻りティワナク遺跡も観光しました。
ボリビア満喫の旅です。
チチカカ湖畔の街ワタハタからウユニへ向けて出発です。
朝7:00に出発してラパスを抜けてオルーロへ。
ラパスの空港のそばを通り抜けますが、ちょうど
朝の通勤時間と重なり街中が大渋滞。どの道も通り抜けるだけで
時間がかってしまいます。お昼は家で食べるそうで、
この大渋滞が朝と昼とあるそうです。
街中を通り抜けると、オルーロまでは舗装された道が続いています。
オルーロで昼食をとり、4WDに乗換えました。
オルーロでは毎年2月頃に南米でも有名な大きなお祭りが開催されます。
ブラジルのリオのカーニバル、ペルーのクスコのインティライミ
とあわせて、オルーロのカーニバルは南米3大祭りといわれ大変有名です。
私が通過したちょうど1週間後にお祭りが始まるので、
街中が準備にとりかかっていて座席をつくったり、屋台を出し始めたりと
なんだか楽しそうでした。
ガイドも来週は仕事はしないよと、とても楽しみにしていました。
オルーロの街を抜けると道路が整備されておらず、
道はがたがたで所々、昨晩降った雨の影響で水たまりも出来ていたり、
泥が轍で固まってしまったような部分が多く悪路をウユニへ向けて
ガタガタと揺れながら飛び跳ねて、走っていきます。
まわりには何もなく、草原や砂漠、荒野のような風景をひた走ります。
道中で、たまに野生のビクーニャやリャマの群れが草を食べています。
4WDで荒野を駆け抜けるなんて経験あまり出来るものではないので
楽しいです。
ワタハタの出発から約12時間の移動となるので、やはり、疲れます。
日差しがきついので車の冷房もほとんど効いているかわからない
感じでした。道が悪いため速度も遅くなり、砂漠と岩山の景色を見ながら
ウユニ塩湖を楽しみにして、過ごしていました。
ウユニ塩湖のすぐそばにあるコルチャニの村を抜けていよいよ
ウユニのホテルへ向かいます。
塩のホテルを見て、壁や柱、ホテル全体が塩でできていることに感動しながらも
すぐ準備をして、夕陽をみるためにウユニ塩湖へ向かいました。
ホテルに18:30に到着したので、ギリギリで、もう沈んでしまいそうでした。
ぎりぎり夕日が沈む前にウユニ塩湖の入り口に到着です。
初めて見るウユニ塩湖が夕陽で紅く染まっていたのではしゃいで塩の湖に
バシャバシャと入っていきました。
1日長い距離を車で移動してきたかいがあったっと感動もひとしおです。
ウユニ塩湖も高度が3660mとほぼ富士山の頂上という高所にあります。
アンデスの高所を移動してきたからか、車での移動であまり体力を使ってなかったからか、
高山病の症状はなく、空気の薄さはほとんど感じませんでした。
翌日はいよいよ世界最大の『ウユニ塩湖』を観光します。
朝はコルチャニ・製塩所へ向かい民芸品を買ったり、塩の作り方を
教わります。コルチャニの村はウユニでの塩づくりと、観光客への
お土産で成り立っています。
ウユニ塩湖への入り口からゆっくりと進んでいきます。
この日は晴天にも恵まれ空がとてもきれいです。
雨季は5kmぐらいのスピードでゆっくりと進みプラヤブランカ(塩の博物館)
まで約1時間から1時間半かけて移動となるため、
インカワシなど塩湖の中心あたりには行くことができません。
この時期だと片道5時間くらいかかるそうです。
各国の旗が立っているので世界中から観光客がやって来ていることが分かります。
突然雨が降り出したのでプラヤブランカの中で昼食を準備してくれました。
昼食後にその場所で自由行動のような形で歩き回ったり写真をとったり
楽しむことが出来ます。
たくさんの4WDが集まっていて、日本人の観光客もいますが、
いろんな国から塩の世界を楽しみに来ていました。、
ウユニ塩湖の景色はとてもきれいで湖の真ん中にいると360度
どこまでも鏡の世界なので夢の中にいるみたいでした。
鮮やかな空の青色が、白い雲が、遠くに見える山がそのまま塩の上に
薄く張った雨水に映りこみ、自分が逆立ちしてるのか、ちゃんと立ってるのか
分からないような錯覚になります。
何もない世界なのに感動する。なんだか心が洗われます。
帰りにはウユニ塩湖を疾走する路線バスにも出会いました。
日常の足としてバスを利用し、、こんな世界を移動して仕事に行ったり、
家に帰ったりするボリビア人を少し羨ましく思いました。
きっと雨季は速度が遅いから不満に思ってるんでしょうね。
翌日は、飛行機でラパスへひとっとぴ、車で1日かけ移動したウユニへの旅も
あっという間に終わりです。1時間でラパスへ戻り、ティワナク遺跡観光へ。
ラパスから約70km1時間半から2時間かかけて、ティワナク遺跡へ向かいます。
ティティカカ湖半で繁栄した紀元前200年から紀元後1200年ごろの文化といわれています。
巨大な石を利用し、太陽の門やモノリート(石像)、壁が作られています。
インカ文明にも影響を及ぼしたといわれる石組技術には驚かされました。
様々な文化との交流があったことを伺わせる半地下神殿では石造の顔が180以上も
埋め込まれています。いろいろな部族の顔を見ることが出来ます。
ラパスに戻り、月の谷と市内観光をした後、ラパスの街をブラブラと歩きました。
色鮮やかなアンデスの布や民芸品やセーター、帽子などお土産を買うのもおすすめです。
サガルナガ通りとリナレス通りには沢山お土産屋さんが並んでいます。
あっという間でしたが、本当に楽しいペルーとボリビアでした。
是非とも、マチュピチュやウユニ塩湖に興味を持ったその時に、
旅の準備を始めましょう。
現在は、空路の便も増えており、ウユニ塩湖への旅もより身近に楽しむことが
可能となっています。(以前は陸路で2泊3日が主流でした。)