エクアドル・クエンカを楽しむ
- 2008.02.14
- エクアドル
かれこれ4年近く経ちましたでしょうか。ペルーでの約2ヶ月にわたる調査を終え、これから約3週間をかけてペルーの北部一帯を周遊しようと計画を立てたとき、思い浮かんだのが隣国エクアドルはクエンカへの旅でした。そもそもペルーでの90日間のビザなし滞在許可期間を更新するという目的もあったわけですが、それほど遠からずかつインカの遺跡が残るということ、また世界遺産の街という響きの良さであっさり決定。ペルー北部のトゥンベスという町からコレクティーボで国境へ、国境を越えてからはバスで約6時間かけてクエンカに到着しました。
クエンカ(正式名称:サンタ・アナ・デ・ロス・リオス・デ・クエンカ)はエクアドル第3の都市で、知る人ぞ知る世界遺産の街です。標高約2500mに位置するクエンカは年間を通じて春や秋のような穏やかな気候です。(私が訪れた時は9月でしたがどんよ~りと少し雨模様でした。)
クエンカは、スペイン植民地時代に築かれた街並みがよく残るレトロな街。石畳の道路、塔のある教会、大理石や漆喰の建物...そうまさしく中世ヨーロッパの街並みを彷彿とさせる美しい街です。