サンブラス諸島(パナマ)へ行ってみた。
- 2015.12.28
- スタッフブログ,泉のちょっとそこまで行ってきた,パナマ,カリブ海
パナマシティから2泊3日でカリブ海に浮かぶサンブラス諸島へ行ってみた。パナマにはたくさんのインディヘナ(原住民)がいますが、サンブラス諸島はそのうちの1つ、クナ族が住んでいます。サンブラス諸島のでの宿泊営業はクナ族以外認められておらず、諸島行きの飛行機もとても小さい飛行機なのでツアーの予約は早くしなくてはなりません。短いパナマ滞在の中でようやく取れた予約、良かった~。
早朝06:00 パナマシティ・アルブロック空港出発/サンブラス諸島ポルベニール島に06:25着
ポルベニール島に宿泊施設はありません。到着すると各宿泊先のお兄さんが迎えに来てくれています。事務所にて入島手続きをして専用ボートで宿泊先ウィチュブワラ島へ。
着きました~2泊お世話になる「HOSTAL NADI」。部屋の設備は簡素ながら島の雰囲気を満喫できる水上コテージ。透明度の高い海には覗き込むとお魚が。
屋根にはちょっとつぎはぎが?床は歩くとギシッギシッときしみます。笑 シャワーはぬるいですがお湯が出ます。ジョボ・・ジョボジョボ・・という感じではありますが。そう、感じとしては海の家みたいな感じです。もちろんWi-Fiはありません。
写真がとっても上手に撮れましたのでまるでタヒチの水上コテージみたい!?(んなわけないか 笑)ですが、実は隙間風が少々、シャワールーム兼トイレは本当に海の家のシャワーブース、という感じなので潔癖症の方には無理かもしれません。決して悪口を言っているのではありません。これがまた島の素朴さを感じる良いところでもあるからです。カリブ海の豪華なリゾートは他にたくさんあります。この素朴さがなんとも良いのです。
コテージの周辺にはもちろん一般住民の家も。人々の生活も間近に感じることができます。
島の内側にももちろん家々があります。各家ではお母さんでしょうか、軒先でモラの刺繍を縫い、売っています。モラはクナ族の伝統的民族衣装に使われています。幾何学模様、魚やイルカ、動物や花をなどいろいろな模様が色鮮やかでとてもきれいです。すべて手縫いで、やっぱり仕事が細かくこれはきれい!と思うものはやっぱり値段も張りますね。笑
この島には素朴な家々以外は何もない・・ので、何か物を買う時や病院、郵便局は他の島にボートで渡るそうです。
さて、少し休憩の後、Isla de Perro (犬の島)に連れて行ってもらいました。うっわ~なんだこれ~!きっれ~い!!(´▽`) 南の島の孤島と言ったらこれ!というきれいさ。
そしてランチは魚のロールフライ。 うん、美味しい!ここでこの食事ができるとは。もっとショボいものしかないと思ったらどうしどうして。期待以上でした!
真っ青な空にエメラルドグリーンの海!
燦々と降り注ぐ太陽に浮かんだ島には白砂のビーチに椰子の木!
これこそザ・南国の島♪
岩で羽を休めているのはカモメ。じゃなくて・・ペリカン!デカッ ∑(゜o゜)
残念だったのは時間がたつにつれますます強風で波が荒くなってしまった事。ただでさえ泳ぎが苦手な私。波がタップンタップン押し寄せてシュノーケリングしてみたけど波に身体を持っていかれて溺れそうになってしまい。。。こ、怖かった(-ω-;) 自分の体力を過信してはいけませんね。反省。波が荒かったせいかな?普段はカラフルな熱帯魚がいるようだけど、私は見れなかった。。まぁ溺れたせいで怖くなってすぐ止めてしまったのだけれど。泣
それからシュノーケルするなら自分似合ったフィンや水中メガネなど、荷物になるけど持って行った方がいいかも。島でレンタルできるけど料金は確かUSD10くらいするし、履いてはみたけど大きいのか小さくて痛いのしかなくて結局借りなかった。きっとフィンがあれば溺れなかったに違いない(!?) 笑
オスタルの彼は2時頃迎えに来てくれると言っていたのに3時になっても来ない。手振り身振りで島の人に聞いてみる。どこのオスタル?島の名前は?予約した紙を持ってきておいてよかった。。風はどんどん強くなるし、迎えに来なかったらここで一晩?超不安(*_*) とうとう4時!という頃ようやくお迎えが。親戚の子がコロンビアから来たから迎えに行ってた~ゴメンゴメン( with 満面の笑顔) こらー!!!
遠浅の海をコテージのある島まで戻ります。途中、浅いところでボートを止めて遊びながら。でも途中で雨が降ってきて撤収~。
さて、大事な旅の夕食は・・おおっ!!Σ(・ω・ノ)ノ!わーい(*´▽`*)コンク貝のガーリック炒めだ!山盛り山盛り♡シンプルながら美味しい夕食でした。
次の日の早朝。朝日が昇るころ、島の人々は丸木舟を使って出かけていきます。
朝食はわんこと一緒にパンに卵焼きとコーヒー。かわいすぎる。
朝食の後は昨日とは違う小さな島へ。この日は同じウィチュブワラ島の他のオスタルに泊まっていたドイツ人の男性と2人でした。しまった~聞くのを忘れてしまったから島の名前がわからない。この日も2つの島をホッピング。 この日は前日より少し海が穏やかに。海に浸かったヤシの木の根には小さな熱帯魚がたくさん隠れていました。なんたる透明度!
南の島のヤシの木の下で朝から昼寝~。なんて贅沢。こちらの島には1軒、この島のオーナーなのかな?お家があるだけ。レンタルなどはなく、とにかくのんびーりします。他の島からも各オスタルのボートや、チャータークルーザーで上陸してきた欧米のグループもいました。
そして3時間ほど過ごした後、次の島へ。こちらはもっと小さな島へ。 この島にも小さな小屋が1軒。青空の下、ランチを用意してくれました。開発の進んだリゾートにはない、何もないけど素朴な生活の温かさとゆっくりと流れる時間がここにはありました。髪ちょっきん。
一緒に行ったドイツ人の彼と青空ランチ。魚の素揚げとバナナのフライ、キュウリのサラダ。シンプルな塩味の魚は新鮮なのでしょう、ふわふわで美味。ドイツ人の彼はシュツッツガルトの近郊で法律の勉強をしているんだって。そよそよ風吹くヤシの木の下、本を読んでいました。知的だわ~ 笑。
私はと言えば・・遠浅の海で揺られておりました~。磯にはカワイイ魚やカニ、ウニなどがたくさん。人を怖がらず足元にも寄ってきます!
そしてヤシの木の上には・・・( ゚Д゚) こりゃまた大きいなッ!ペリカンさんが休憩中。
さて、ひとしきりのんびりして午後3時ころ、オスタルへ戻ります。あ~こんなにのんびりしたのは久しぶり。帰ってシャワーでも浴びるか。
島へ戻って村を散策。あっという間の2日間。お土産にモラを何枚か購入。
お楽しみの夕食は・・これまた新鮮なロブスターのグリル!日本で食べたらいくらするだろう!実はエビが好きじゃない私。磯臭い匂いがどうも苦手。しか~し!このロブスターはその磯臭さが全くなく、ガーリックと焦がしバターの香りがなんとも食欲をそそり( *´艸`) 半身x2でまるごと美味しくいただきました♪泊まる宿によって食事の内容はかなり違うそうです。ここ、HOSTAL NADIは食事Good !です。
夜はコテージがライトアップされて雰囲気が素敵♪
3日目早朝、楽しかった島の滞在を終え、またポルベニール島からパナマシティへ。小さな飛行機はいくつかの島で乗客をのせながらパナマシティへ。
パナマシティ・アルブロック空港着陸~。あ~のんびりしたな~。
ちなみにどこのお宿も変わらないと思いますが英語不可です。スペイン語またはクナ語なので、少しでも勉強して行ったらより楽しめると思います!忙しい毎日に疲れたら・・の~んびり青い海と空を眺めながら昼寝をしに行ってみてはいかがでしょうか。