ラテン映画の軌跡
- 2015.03.18
- スタッフブログ
時代が変わりましたね~、私は13歳で来日してから23年目です。思い出します。1993年の冬に成田空港に到着して、キレイな空港に感動し、初めての電車に乗ってこれから初めての生活inJapanが始まる千葉県茂原市に着いた。茂原ならでの良さがありましたが、やはり田舎ですのでスペイン語しかできないカルロスには、難しい環境でした。電話代が高いので月に数回のみペルーの家族に電話して、涙を流し、そして何よりも楽しみだったのは、「ペルーの最新情報」でした、短い電話会話ですが、ペルーの出来事を聞いて楽しんだ。そして、1年に数回にペルーから郵送してくれる手紙と共にスペイン語の雑誌が入ったり、スペイン語の映画の入ったテープも送ってくれた。その後、2000年台に入ると頻繁にテープで映画を送ってくれて、スペイン語で映画を楽しむことができた。そして、更に更に日本に住むラテン人が喜ぶ素晴らしい出来事が起こりました、2005年ごろに日本でラテンの映画専門の配給会社 ACTION INC が生まれた。これをきっかけに、小さなテレビではなく映画館で臨場感があふれるラテンの映画をたくさん見ることができた!!!長く日本に住む南米人にとって少しでもラテンのことが近くに感じることができました。そして、日本の友人に「ラテンの映画を見たよ」と言われるとすごくうれしかったです。
そのACTION INCがラテン映画配給10周年を記念するイベントを開催します。【10年分の映画特集】と題して、4月25日(土)から5月15日(金)にかけて15本の映画を新宿K'S CINEMAにて上映します。
目玉は最新映画 スリーピング・ボイス~沈黙の叫び~ La Voz Dormida であります、そのほか懐かしい映画も上映され、南米の暮らし、日々のドラマ、葛藤、社会問題、南米人の幸せ、不幸、苦しみ、楽しみなどなど、日本の字幕もあり、この機会は南米人と日本人が皆が楽しめる♪。
是非行って下さい。 カルロス